コロナの影響でお子さんに不安を感じていませんか?
一時期よりは感染者数の増加が落ち着いてきたというものの、まだコロナの影響は色濃く残っていてストレスに思われている方も少なからずいらっしゃるのではないかと思います。
最近当院を利用される方で増えているお悩みは、ご家族についてのこと。
特に小学校や中学校のお子さんを持つお母さんからのご相談が急増しています。
学校の休校によって子どもさんと家にいる時間が増え、普段は目につかなかったことが目につき、口を出してしまう。そのことによる関係の悪化。
- お子さんがゲームばかりして夜更かしする
- 休校をいいことに勉強をしない
- 何か言えば口ごたえする
「コロナが流行る前まではそこまで酷くなかったのに、休校になったことで一日中ゲームばかりするようになり、生活リズムも乱れるし、いざ学校が始まったら始まったで、勉強についていけているのか心配…」
そんな、子どもを心配するお母さんのご相談が多く寄せられています。
スマホ、ゲームの時間が増えると起こる悪影響とは
実際、ゲームをしたりスマホを触ったりするというのは電磁波を浴びることになるので体には良くありません。電磁波を浴び続けると筋肉は硬くなり、血流が悪くなります。
また、下を見る時間が増えるのでどうしても姿勢が悪くなりがちです。
そうすると、知らず知らずのうちに疲れがたまりやすい身体になっていきます。
身体が疲れやすくなると心もささくれ立ち、ちょっとしたことでイライラしてしまいます。
お母さんとお子さんにオススメの対処法
これはゲームをしているお子さんだけの問題ではありません。
お母さん側も、コロナ以前より運動量が減ったという心当たりはありませんか?
「前はこんなに口うるさく言わないで済んだのに」と思ったことがあるなら、お母さんも疲れが溜まりやすい身体になっているのかもしれません。
単純な事実なのでつい見逃してしまいがちですが、身体を動かすことは身体的にも精神的にもとても大切です。人の1日の平均歩数はおよそ6000〜7000歩。
この数値を見て「今の自分はそんなに歩けてないな」と思われたら、お子さんと1日10分、散歩する時間をつくられることを強くお勧めします。
早朝、お昼、夕方、夜。行ける時で構いません。お子さんを連れ出して一緒に散歩してみてください。
歩くことで血の巡りが良くなり気分も前向きになりますし、室内で運動するより室外で運動する方がよりリフレッシュ効果が高いです。
歩く時に気を付けたいこと2つのポイント
歩くとき気をつけていただきたいポイントは2つ。
- 身体をまっすぐにする(前屈みになったり後ろに反らしすぎたりしない)
- できる限り大股で歩く
具体的には、普段の自分の歩幅の「3倍」大きい歩幅で歩くようにしてください。
はじめは意識して歩くのは難しいかもしれませんが、それで大丈夫です。
歩く速度は普通の速さでOK。早歩きする必要もありません。
上の2つのポイントを意識して歩くことで、足だけではなくお尻やお腹の筋肉も動き、普通に歩くより高い運動量を得ることが期待できます。
くずれがちな現代の子供たちの姿勢
実は、このような親子問題のご相談をされる方で、中には「先生に見てほしい」とお子さんと一緒にご来院される方もいらっしゃいます。
小・中学生に整骨院の治療って必要ないのでは? と思われるかもしれませんが、お子さんの身体を見てみると猫背ぎみで筋肉が硬くなり、エネルギーが停滞しているケースが多いです。世間が思うより、今の学生の身体の状態は悪いんです。
若いから身体の状態が万全という思い込みは、もう古いのかもしれません。
親子で健康になりましょう
当院では患者さんには大人と同じ、悪い気を抜き、エネルギーを体に充満させる治療をします。通院が必要な方には、どのくらいの目安で来られると身体をベストな状態に持っていけるかをご説めします。
治療を受けられると「親子のストレスも減った」「お子さんが自分の身体に目を向けるようになって不健康な行動が少なくなった」という声もいただきますので、改善の糸口が見出せないとお困りの方は、親子で整骨院に来院されるのも一つの解決法です。
(柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 久保修一 監修)