やる気が出ないのは身体からのSOS? ~女性に多いその原因と解決法~ – 和歌山 泉南 阪南 岬町 久保整骨院 院長のブログ

やる気が出ないのは身体からのSOS? ~女性に多いその原因と解決法~

2020年 6月 30日 / 投稿者 / コロナ

コロナ流行でこんなお悩みはありませんか?

  • 最近やる気が落ちたと感じる…
  • 何に対しても無気力になってしまった…

コロナ流行後、40〜50代の方からこのようなお悩みをお聞きします。
このお悩みは特に家事を切り盛りされる女性に多いです。

「炊事、洗濯、掃除、ご家族が家にいる時間が増えて、しなければいけない家事の量が増えた」
「ご家族の睡眠時間や生活ペースが変わり、私までそれに振り回された」

家事の量が増えると肩こりや腰痛が悪化しやすくなりますし、睡眠時間が乱れると自律神経も乱れてしまいます。結果的に身体の調子が悪くなり精神的にも身体的にも限界がくるという方が絶えないようです。
肩こりや寝違えのような痛みが最近増えたと感じるのではあれば、それは身体が出しているSOSかもしれません。

コロナの影響で疲れてしまったらやってほしい対処法

身体を休める

私自身がこのようなお悩みの方に必ず言うのは、「自分の部屋で自分ひとりの時間を作ってください」ということ。
とにかく寝ころんで身体を休めることが先決です。

やる気が出ないのは、あなたが怠けているからではありません。
やる気が出なくなるほど疲れているんです。
必要なのは休養と一人の時間です。

そのとき脳内でやらなければいけないことやマイナスな気持ちが渦巻いているかもしれませんが、無理矢理でもいいですから楽しいことを考えてください。
「コロナが落ち着いたらこんな所へ行こう」や「むかし食べた○○が美味しかったな」など自分の気持ちが明るくなることだったらなんでも構いません。
スマホも見ないようにして、なるべく自分一人でぼーっと明るいことを考えるようにしてください。そうすることで血流が良くなり、ストレスは緩和されて気分が楽になります。

コツは「少しでも手が空いたら休む」こと

時間の目安はありません。
時間を決めてしまうことでそれが達成できないとかえってストレスになることもありますし、家に人がいると家事なんていくらやっても尽きませんから、手の空いた時間を見計らって、その時間できる限り自分の心と身体を休ませてあげてください。
理想を言うと、誰のことも干渉せず干渉されない時間が、睡眠時間も含めて8時間があるといいとされています。ただこれはあくまで理想ですので、参考までに心に留めておくだけで大丈夫です。

やる気が出ないのは「心のSOS」

心のSOS

「いつになったらコロナが落ち着くのだろう」
「もう一生コロナを気にせず外出なんてできないじゃないか」

と、終わりが見えないから果てしなく不安が続いていくような気がしますよね。
それに加えて経済的不安や家族の問題など現実的な問題もありますから、大きすぎるストレスで心が無気力になってしまうのも無理はありません。

やる気が出ないという心のSOS、そして肩こりや寝違えといった身体からのSOSがあった場合は、無理せずなるべく一人のリラックスタイムを増やすのをおすすめします。

(柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 久保修一 監修)