こんにちは。
大阪府泉南郡岬町・和歌山市まで車で5分のところにある久保整骨院の院長の久保です。
30年以上にわたり、延べ50万人以上の患者さんを施術してきました。
冬の手の痛みに悩む主婦の皆さんへ
寒い季節になると、手の痛みや腫れに悩まされていませんか?
洗濯物を干すとき、お料理をするとき、スマホを操作するときに、指や手首に痛みを感じることはありませんか?
もしかしたら、あなたは冬の腱鞘炎に悩まされているかもしれません。
冬の腱鞘炎は、多くの主婦の方々の日常生活に大きな支障をきたします。
痛みのために家事が思うようにできず、イライラしたり落ち込んだりすることもあるでしょう。
でも、大丈夫です。今日は、そんな悩みを解決する方法をお伝えします。
冬に腱鞘炎が起こりやすい3つの理由
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寒さによる血行不良
冬は寒さのために体が冷えやすく、特に手足の血行が悪くなります。
血行が悪くなると、腱や腱鞘に栄養が行き渡りにくくなり、炎症を起こしやすくなります。
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家事の増加
冬は室内で過ごす時間が長くなり、掃除や料理など家事の量が増えがちです。
特に年末の大掃除や正月料理の準備など、普段以上に手を使う機会が多くなります。
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乾燥による皮膚の硬化
冬の乾燥した空気は、手の皮膚を硬くし、柔軟性を失わせます。
これにより、指や手首の動きが制限され、腱鞘炎のリスクが高まります。
腱鞘炎を緩和する3つの方法
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適度な休息と保温
まず大切なのは、手を休めることです。1時間に10分程度は手を休ませましょう。
また、手袋やカイロを使って手を温めることで、血行を良くし、痛みを和らげることができます。
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ストレッチと軽い運動
次に、簡単なストレッチを行うことで、腱の柔軟性を高め、痛みを軽減できます。
以下に7つの簡単ストレッチをご紹介します:
- 指のグーパー運動:指を大きく開いて5秒キープし、次に強く握りしめて5秒キープ。これを10回繰り返します。
- 手首の回転運動:手首をゆっくりと大きく回します。時計回りと反時計回りを各10回ずつ行います。
- 親指のストレッチ:親指を他の4本の指で包み込み、やさしく引っ張ります。10秒キープし、5回繰り返します。
- 手のひらのマッサージ:反対の手の親指で、痛みのある手のひらを優しくマッサージします。特に親指の付け根を重点的に行います。
- 指の開閉運動:指を大きく開いた状態から、ゆっくりと閉じていきます。途中で痛みを感じたら、その位置で5秒キープします。
- 手首の屈伸運動:手のひらを上に向けて、もう一方の手で指先を引っ張り、手首を曲げます。10秒キープし、反対側も同様に行います。
- タオルしぼり運動:濡らしたタオルを両手で持ち、優しくしぼる動作を20回繰り返します。
これらのストレッチは、1日3回、各3分程度行うことをおすすめします。
- 生活習慣の見直し
最後に、日常生活での手の使い方を見直すことが大切です。
例えば、重い鍋やフライパンを持つときは両手で持つ、スマホの使用時間を減らす、などの工夫をしましょう。
また、バランスの良い食事と十分な睡眠も、体の回復を助けます。
よくある質問と回答
Q1: ストレッチをしても痛みが続く場合はどうすればいいですか?
A1: 2週間程度ストレッチを続けても症状が改善しない場合は、治療院や整骨院での診察をおすすめします。
Q2: 腱鞘炎の予防法はありますか?
A2: 定期的なストレッチ、手の保温、適度な休憩を取ることが予防に効果的です。
また、ビタミンCやEを含む食品を摂取することも良いでしょう。
Q3: 市販の湿布は効果がありますか?
A3: はい、炎症を抑える成分が含まれている湿布は、痛みの軽減に効果があります。
ただし、長期使用は避け、症状が続く場合は医療機関を受診してください。
まとめ
冬の腱鞘炎は辛いものですが、適切なケアで症状を和らげることができます。
今回ご紹介した7つのストレッチを毎日3分、継続して行うことで、多くの方が症状の改善を実感されています。
ただし、痛みが強い場合や長期間続く場合は、無理をせず専門家に相談することをおすすめします。
私たち久保整骨院では、一人ひとりの症状に合わせた丁寧な施術を行っています。
冬の寒さに負けず、健康で快適な毎日を過ごせるよう、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
皆さんの手の健康と、笑顔あふれる日々を心より願っています。
(柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 久保修一 監修)