こんにちは!
大阪府泉南郡岬町・和歌山市から車で5分のところにある久保整骨院の院長、久保です。
今日は、30歳から50歳の女性の皆さんに向けて、秋に多く見られる腰痛について、お話しします。
秋の腰痛、つらいですよね!
秋の時期になると、なぜか腰が痛くなる…。そんな経験はありませんか?
「子どもの夏休みが終わって、やっと一段落ついたと思ったら、急に腰が…」
「夏の疲れが出てきたのかな?でも、痛みがひどくて困っています」
「毎年秋になると腰痛に悩まされて、日常生活に支障が出るんです」
このような声をよく耳にします。実は、秋は女性の腰痛が増える時期なんです。
でも、なぜ秋なのでしょうか?そして、どうすれば良いのでしょうか?
今日は、その原因と対策について、みなさんにわかりやすくお伝えしていきます。
秋の季節に女性の腰痛が増える3つの理由
1. 夏の疲れが出てくる
夏は暑さで体力を使います。
夏休みで子どもの世話や家事が増えた方も多いでしょう。
9月になって急に涼しくなると、体がリラックスして、それまでたまっていた疲れが一気に出てくるんです。
疲れた体は筋肉が硬くなりやすく、腰痛の原因になります。
2. 生活リズムの変化
9月は新学期。子どもの学校が始まり、生活リズムが大きく変わります。
早起きや送り迎え、お弁当作りなど、急に忙しくなりますよね。
この生活の変化によるストレスや、睡眠不足が腰痛を引き起こすことがあります。
3. 冷えによる影響
9月は急に涼しくなる時期。冷房の使い方も変わってきます。
この急な温度変化で体が冷えやすくなります。
特に女性は冷えの影響を受けやすく、体が冷えると血行が悪くなって筋肉が硬くなり、腰痛の原因になるのです。
腰痛を和らげる3つの方法
では、どうすれば腰痛を和らげることができるでしょうか?
1. ストレッチで体をほぐす。
簡単なストレッチを毎日続けましょう。以下の3つのストレッチを朝晩5分ずつ行うことをおすすめします。
a) 猫背ストレッチ
– 四つん這いになります。
– 息を吐きながら、ゆっくりと背中を丸めます(猫が背中を丸めるイメージです)。
– 次に、息を吸いながら、ゆっくりと背中を反らせます。
– これを5〜10回繰り返します。
b) 膝抱えストレッチ
– 仰向けに寝ます。
– 両膝を曲げて胸に引き寄せ、両手で抱えます。
– この姿勢で20〜30秒キープします。
– ゆっくりと元の位置に戻します。
– これを3〜5回繰り返します。
c) 骨盤回しストレッチ
– 仰向けに寝て、膝を立てます。
– ゆっくりと骨盤を左右に回します。床につくくらい大きく動かしましょう。
– 左右5回ずつ行います。
これらのストレッチは、腰周りの筋肉をほぐし、柔軟性を高めるのに効果的です。
痛みを感じない範囲でゆっくりと行ってください。
2. 適度な運動を心がける
ウォーキングや水泳など、無理のない運動を続けましょう。
岬町には美しい海岸線があります。
潮風を感じながらのウォーキングは、心身ともにリフレッシュできますよ。
具体的な運動方法
a) ウォーキング
– 平らな道のウォーキングがおすすめです。
– ウォーキングシューズやジョギングシューズで、自分の足にフィットする靴を選んで履いてください。
– 最初は10分から始め、徐々に時間を延ばしていきます。
– 最終的には30分程度歩くことを目標にしましょう。
– 姿勢正しく両手を大きく降り、歩幅も大きく歩くことで、足腰の筋肉をバランスよく使えます。
b) 水中ウォーキング
– 夏の終わりから秋口にかけて、温かいうちに試してみましょう。(温水プールなどでもOKです)
– 膝から腰くらいの深さの水中を歩きます。
– 水の抵抗で筋肉を使いますが、関節への負担は軽くなります。
– 10〜15分程度から始め、慣れてきたら20〜30分に延ばします。
c) 腰痛予防の簡単な体操
– 立った状態で、両手を腰に当てます。
– ゆっくりと上半身を左右に曲げます(各側10秒キープ)。
– 次に、ゆっくりと上半身をねじります(各側10秒キープ)。
– これを1セットとし、1日3セット行います。
これらの運動は、腰周りの筋肉を強化し、柔軟性を高めます。
ただし、痛みがある場合は無理をせず、まずは医療専門家に相談しましょう。
3. 冷えを防ぐ
腰を冷やさないように注意しましょう。
腰を温めるサポーターを使ったり、入浴時にぬるめのお湯に長めに浸かったりするのも良いでしょう。
また、岬町の特産品である玉ねぎには体を温める効果があります。
積極的に食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?
具体的な冷え対策
a) 入浴法
– 湯温は38〜40度くらいのぬるめに設定します。
– 15〜20分程度、ゆっくりと浸かります。
– 半身浴でも効果があります。腰まで浸かり、上半身は濡れたタオルで覆いましょう。
b) 腰を温める方法
– 寝る前に腹巻を巻いて寝る。
-秋の深夜、早朝の気温低下でも腰の保温が保たれます。
c) 冷え予防の食事
– 玉ねぎの他にも、生姜、にんにく、ねぎなどの体を温める食材を積極的に摂りましょう。
– 具体的なレシピ例:「玉ねぎと生姜の温かスープ」
材料:玉ねぎ1個、生姜1かけ、水600ml、醤油大さじ1
作り方:玉ねぎをスライス、生姜はみじん切りにし、水と共に煮込みます。
柔らかくなったら醤油で味を調えます。
これらの方法を組み合わせることで、体を内側から温め、腰痛の予防と緩和に役立ちます。
まとめ
秋の腰痛、あきらめないで!
秋の腰痛、つらいですよね。でも、原因がわかれば対策も立てやすくなります。
今回お伝えした方法を試してみてください。
それでも痛みが続く場合は、我慢せずに整骨院に相談してくださいね。
久保整骨院では、お一人おひとりの状態に合わせた施術を行っています。
よくある質問
Q:腰痛がひどい時は安静にした方が良いですか?
A:長時間の安静は逆効果です。痛みの範囲内で、少しずつ体を動かすことが大切です。
Q:岬町で腰に良い運動場所はありますか?
A:淡輪海水浴場の砂浜でのウォーキングがおすすめです。砂の上を歩くことで、足腰の筋肉をバランスよく使えます。
腰痛でお悩みの方、一緒に乗り越えていきましょう。
久保整骨院は、みなさんの健康的な生活をサポートします。
ご質問やご相談があれば、いつでもお気軽にお問い合わせください。
(柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 久保修一 監修)