こんにちは!
大阪府泉南郡岬町・和歌山市まで車で5分のところにある久保整骨院の院長の久保です。
国家資格を持ち、30年以上にわたり延べ50万人を施術してきました。

今日は、秋に多く起こる更年期障害の原因と対策について、皆さんにお伝えしたいと思います。
はじめに
秋の更年期障害、つらいですよね。
秋になると、なんだか体調がすぐれない。そんな経験はありませんか?
特に40代後半から50代の方々、更年期障害の症状が秋に悪化すると感じていませんか?
朝起きるのがつらい、体がだるい、イライラする…。これらの症状、実は秋の更年期障害が原因かもしれません。
大阪や和歌山の気候の変化も、症状を悪化させる一因になっているんです。
でも、大丈夫。原因がわかれば、対策を立てることができます。今回は、秋の更年期障害の原因と、すぐに試せる対策法をお伝えします。
秋に更年期障害が悪くなる3つの理由
1. 寒くなるとホルモンのバランスが崩れる
秋になると、急に寒くなりますよね。大阪や和歌山でも、夏の暑さから一気に涼しくなります。この寒暖の差が、私たちの体に大きな影響を与えるんです。
特に女性ホルモンのエストロゲンは、寒さに弱いんです。寒くなると、エストロゲンの量が減ってしまいます。
エストロゲンは体温調節や気分の安定に大切な役割をしています。これが減ると、次のような症状が出やすくなります。
エストロゲンの減少によって出やすい症状
- のぼせやほてり
-
急に顔が赤くなったり、体が熱くなったりします。
- 寒暖差への対応が難しくなる
-
暑がったり寒がったりが激しくなります。
- イライラや落ち込み
-
気分の変化が激しくなります。
2. 日光を浴びる時間が減ると、幸せホルモンが減る
秋は日が短くなりますよね。大阪や和歌山でも、夏に比べて日光を浴びる時間がぐっと減ります。
これが心と体に大きな影響を与えるんです。
日光を浴びると、脳内で「セロトニン」というホルモンが出ます。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれていて、次のような効果があります。
セロトニンによる主な効果
- 気分を明るくする
-
落ち込みを防ぎます。
- 睡眠のリズムが整いやすくなる
-
寝つきを良くし、熟睡感を増やします。
- 食欲をコントロールする
-
過食を防ぎます。
しかし日光を浴びる時間が減ると、このセロトニンも減ってしまいます。
セロトニンが減少すると…
- 気分が落ち込みやすくなる
- 眠りが浅くなる
- 食欲のコントロールが難しくなる
こういった変化が、更年期障害の症状を悪化させてしまうんです。
3. 食べ物が変わって、栄養バランスが崩れる
秋は「食欲の秋」とも言いますよね。大阪や和歌山にも、秋の美味しい食べ物がたくさんあります。
例えば
- 和歌山の柿
- 大阪の松茸
- 関西の秋刀魚
こういった美味しい食べ物がたくさん出回ります。
でも、ここに落とし穴があるんです。
つい美味しいものを食べ過ぎてしまって、栄養バランスが崩れやすくなります。
特に次のような食べ物を取り過ぎると、体に負担がかかります。
- 脂っこいもの
-
体の炎症を増やし、ホルモンバランスを崩します。
- 甘いもの
-
血糖値の急上昇と急降下を引き起こし、気分の変動を大きくします。
- 塩分の多いもの
-
むくみやのぼせを悪化させます。
これらが更年期障害の症状を悪化させる原因になることがあるんです。
秋の更年期障害を良くする3つの方法
1. 体を温めよう
秋の寒さに負けない体を作りましょう。体を温める「温活」がとてもおすすめです。
温活とは、体を温めて血液の流れを良くする方法です。
1.お風呂にゆっくり入る

- 38〜40度のぬるめのお湯がおすすめです。
- 10〜15分ほどゆっくり浸かります。
- 入浴後は急激な冷えを防ぐため、すぐに服を着ましょう。
2.軽い運動をする

- ウォーキングや軽いジョギング
- ヨガやストレッチ
- 家事も立派な運動です。掃除や洗濯をしっかりしましょう。
3.温かい飲み物を飲む

- 生姜茶:体を内側から温めます。
- ハーブティー:カモミールやペパーミントはリラックス効果も。
- ホットミルク:トリプトファンという成分が睡眠の質を高めます。
体を温めると、血液の流れが良くなります。
血液の流れが良くなると、
- ホルモンのバランスが整いやすくなる
- 代謝が上がり、疲れにくくなる
- 肩こりや腰痛が改善する
大阪や和歌山の秋は朝晩冷えるので、特に気をつけましょう。
2. 光を浴びよう
日光を浴びる時間が減っても、工夫次第で幸せホルモンを増やせます。
「光療法」という方法を試してみましょう。
光療法とは、明るい光を浴びて、体内時計を整え、幸せホルモンを出す方法です。具体的にはこんなことをしてみましょう。
1.朝起きたらすぐにカーテンを開ける

朝日を15〜30分浴びると、体内時計がリセットされます。これで夜によく眠れるようになります。
2.お昼休みに外に出る

15分くらい歩くだけでも効果があります。公園やオフィス近くの緑地を歩くと、さらにリラックス効果が。
3.光療法用のライトを使う

市販の光療法用ライトがあります。朝や夕方に20〜30分使うと効果的です。
作業しながら使えるタイプもあります。
意識して光を浴びると、こんな効果があります。
- 幸せホルモン(セロトニン)が出やすくなる
- 体内時計が整い、寝つきが良くなる
- 冬季うつ(秋や冬に起こるうつ症状)を予防できる
大阪や和歌山の秋は晴れの日が多いので、外に出る機会を増やすのもいいですね。
3. バランスの良い食事をしよう
秋の美味しい食べ物を楽しみつつ、栄養バランスを整えましょう。
更年期障害に効果的な食事のポイントは…
1.たんぱく質をしっかり摂る

豆腐、納豆、魚、鶏肉などがおすすめです。
たんぱく質は女性ホルモンの材料になります。1日3食、手のひらサイズのたんぱく質を食べましょう。
2.野菜をたくさん食べる

特に緑や黄色の野菜を意識しましょう。
ブロッコリー、ほうれん草、かぼちゃなどが良いです。これらには女性ホルモンに似た働きをする成分が含まれています。
3.体にいい油を摂る

魚(特に青魚)やナッツ類に入っている油が良いです。オメガ3脂肪酸という成分が、炎症を抑え、ホルモンバランスを整えます。
4.カルシウムを意識して摂る

骨粗しょう症の予防になります。小魚、乳製品、緑黄色野菜に多く含まれています。
5.発酵食品を取り入れる

味噌、醤油、ヨーグルトなどです。腸内環境を整え、ホルモンバランスの改善に役立ちます。
これらの食べ物をバランス良く食べると、体の調子が整いやすくなります。大阪や和歌山の秋の味覚、サンマやサツマイモなども、上手に取り入れましょう。
ただし、次の点に注意してください
- 脂っこいものは控えめに
- 甘いものは食べ過ぎない
- 塩分の取り過ぎに注意
バランスの良い食事を心がけることで、更年期障害の症状を和らげ、健康的に秋を過ごせます。
まとめ
秋の更年期障害は乗り越えられます!
秋の更年期障害、つらいものですが、原因がわかれば対策を立てることができます。
気温の変化、日照時間の減少、食生活の変化…これらの原因に気をつけて、温活、光療法、バランスの良い食事を心がけましょう。
大阪や和歌山の気候に合わせた対策を立てることで、秋の更年期障害を乗り越えられます。少しずつでいいんです。できることから始めていきましょう。
もし症状が気になる場合は、ぜひ専門家に相談してくださいね。私たち久保整骨院では、一人ひとりに合わせた治療プランをご提案しています。
秋を快適に過ごせますように。皆さんの健康を心からお祈りしています。
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