こんにちは。
大阪府泉南郡岬町にある久保整骨院の院長の久保です。
今回は、秋の不眠でお悩みの方に向けて、30年以上の臨床経験から得た効果的な解決方法をお伝えします。
寝つきが悪い、眠りが浅い…秋の不眠に悩んでいませんか?
「最近、なかなか寝付けない…」
「夜中に何度も目が覚めてしまう…」
「朝、すっきりと目覚められない…」
こんな悩みをお持ちの方、実は多いんです。
私の整骨院にも、秋になると睡眠の悩みを抱える患者さんが増えてきます。
特に秋は、夏の暑さから解放されて「やっとぐっすり眠れる」はずが、逆に眠れなくなってしまう…そんな方が多い季節なんです。
では、なぜ秋に不眠が増えるのでしょうか?そして、どうすれば快適な睡眠を取り戻せるのでしょうか?
秋の不眠の原因:なぜ秋に眠れなくなるの?
1. 体内時計の乱れ
秋は日が短くなる季節です。これは単なる昼夜の長さの変化ではなく、私たちの体に大きな影響を与えます。
– 朝日を浴びる時間が減少
– 体内時計を調整するメラトニンの分泌リズムが乱れる
– 昼間の活動時間が短くなり、夜の活動が増える
これらの要因が重なって、自然な眠気のタイミングがずれてしまうのです。
2. 温度変化による体調の乱れ
秋の温度変化は、私たちの体に予想以上のストレスをかけます。
– 朝晩の寒暖差が大きい
– エアコンの使用頻度が変化する
– 体温調節機能が追いつかない
特に大阪府泉南郡や和歌山北部では、海からの湿気と山からの冷たい風により、この温度変化の影響が大きくなります。
3. 自律神経の乱れ
秋は環境の変化が多い季節です。これが自律神経に影響を与えます。
– 気圧の変動が大きい
– 季節の変わり目による体調の変化
– 仕事や学校の環境変化によるストレス
秋の不眠を解消する3つの方法
1. 光と温度を味方につける
朝型の生活リズムを作ることが、良質な睡眠への第一歩です。
– 朝日を積極的に浴びる(できれば30分程度)
– 夜は明るい光を避け、暖かな光の間接照明を使用
– 寝室の温度は20-22度、湿度は50-60%に調整
– 入浴は就寝2時間前に38-40度のぬるま湯で
特に泉南地域にお住まいの方は、朝の散歩がおすすめです。
せんなん里海公園での朝の散歩は、海からのマイナスイオンと朝日の両方を浴びることができます。
2. 夜の過ごし方を見直す
質の良い睡眠のために、就寝前の習慣を整えましょう。
– 就寝2時間前からスマートフォンやパソコンの使用を控える
– 軽いストレッチや呼吸法でリラックス
– カフェインの摂取は午後3時までに
– 就寝前の軽い読書や瞑想
3. 睡眠環境を整える
快適な睡眠には適切な環境づくりが欠かせません。
– 寝具は季節に合わせて調整(秋は薄手の毛布から始める)
– 枕の高さや硬さを見直す
– 香りを活用(ラベンダーやカモミールなど)
– 空気の入れ替えを定期的に行う
よくある質問(Q&A)
Q1: 寝る時間が不規則になりがちです。どうすれば良いですか?
A1: まずは起きる時間を固定することから始めましょう。休日も平日と同じ時間に起きることで、体内時計が整いやすくなります。
Q2: 仕事のストレスで眠れません。何か良い方法はありますか?
A2: 就寝前の「考えごと整理タイム」をおすすめします。15分程度、その日のことを振り返り、明日のことをメモに書き出すことで、頭の中をすっきりさせることができます。
Q3: 寝つきが悪い時は、布団で待つべきですか?
A3: 20-30分経っても眠れない場合は、一度布団から出て、dim lightの下で読書などのリラックスできる活動をすることをおすすめします。眠くなってから再度布団に入りましょう。
まとめ:快適な秋の睡眠のために
秋の不眠は、決して珍しい悩みではありません。
体内時計の乱れ、温度変化、自律神経の乱れなど、さまざまな要因が重なって起こる現象です。
しかし、適切な対策を行うことで、必ず改善は可能です。
光と温度を味方につけ、夜の過ごし方を見直し、睡眠環境を整えることで、質の良い睡眠を取り戻すことができます。
私たち久保整骨院では、不眠でお悩みの方への施術も行っています。
体の不調が睡眠に影響を与えているケースも多いため、首や肩のこり、腰の張りなども含めて総合的にケアいたします。
一人で悩まず、ぜひご相談ください。経験豊富な専門家として、あなたの快適な睡眠をサポートいたします。
最後に、良質な睡眠は健康の基本です。
すぐに改善できることから、少しずつ始めていきましょう。
きっと、すっきりとした目覚めの朝を取り戻すことができますよ。
(柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 久保修一 監修)