11月の気圧変動による頭痛を乗り越える!原因と対策を徹底解説! – 和歌山 泉南 阪南 岬町 久保整骨院 院長のブログ

11月の気圧変動による頭痛を乗り越える!原因と対策を徹底解説!

2024年 11月 5日 / 投稿者 / 院長ブログ

こんにちは。

大阪府泉南郡岬町・和歌山市から車で5分のところにある久保整骨院の院長、久保です。

30年以上にわたり、延べ50万人以上の患者さんを施術してきました。

11月に入り、急に頭痛に悩まされるようになった方はいませんか?

「なぜ急に頭痛が起こるようになったんだろう」「薬を飲んでも一時的にしか効かない」といった声をよく耳にします。

実は、この時期の頭痛には気圧の変動が大きく関係しているんです。

なぜ11月は頭痛持ちにとってつらい季節なの?

11月は秋から冬への移り変わりの時期。天気が不安定になり、気圧の変動が激しくなります。

低気圧が近づくと、頭痛持ちの方は特につらい思いをすることが多いんです。

私の患者さんの中にも、「11月になると決まって頭痛がひどくなる」という方がたくさんいらっしゃいます。

でも、なぜ気圧の変動で頭痛が起こるのか、そしてどうすれば和らげられるのか、ご存知の方は意外と少ないんです。

今回は、11月の気圧変動による頭痛の原因と対策について、わかりやすくお伝えしていきます。

気圧変動による頭痛の3つの主な原因

1. 内耳の圧力バランスの崩れ

私たちの耳の中には、気圧を感じ取る「内耳」というセンサーがあります。

気圧が急に変わると、このセンサーが敏感に反応して、体のバランスを崩してしまうんです。

例えば、エレベーターで急に上下したときに耳がポップっとなる経験はありませんか?

あれと同じように、気圧の変化で内耳の圧力バランスが崩れると、頭痛の原因になるんです。

2. 血管の拡張

低気圧が近づくと、体の中の血管が広がります。

特に脳の血管が広がると、周りの神経を刺激して痛みを感じやすくなります。

これは、風船を膨らませるときのことを想像するとわかりやすいですね。

風船が大きくなればなるほど、周りを押す力が強くなるのと同じです。

3. 自律神経の乱れ

気圧の変動は、私たちの体の調子を整える自律神経にも影響を与えます。

自律神経が乱れると、体のあちこちに不調が現れやすくなり、頭痛もその一つなんです。

自律神経の乱れは、ストレスや疲れでも起こりますよね。

気圧の変動もそれと同じように、体に負担をかけてしまうんです。

気圧変動による頭痛を和らげる3つの対策

では、こういった原因で起こる頭痛を和らげるには、どうすればいいのでしょうか?

ここでは、私が患者さんによくお伝えしている3つの対策をご紹介します。

1. 耳のマッサージで内耳を整える。

まず、耳の周りをやさしくマッサージしてみましょう。

耳たぶを軽く引っ張ったり、耳の後ろにある「完骨(かんこつ)」というツボを押したりするのがおすすめです。

このマッサージは、内耳の血流を良くして、気圧の変化に対する反応を和らげる効果があります。

朝起きたときや頭痛を感じ始めたときに、1分程度行ってみてください。

2. 水分補給をしっかりと取ってください。

気圧の変動で体調を崩すと、知らず知らずのうちに脱水気味になっていることがあります。

水分が足りないと血液の流れが悪くなり、頭痛の原因になってしまいます。

1日1.5リットルを目安に、こまめに水分を取るようにしましょう。お茶やお水だけでなく、スープなども良いですよ。

ただし、カフェインの入った飲み物は控えめにしてくださいね。

3. 規則正しい生活リズムを保つ

気圧の変動に負けない体を作るには、日々の生活リズムを整えることが大切です。

特に睡眠時間は重要で、毎日同じ時間に起きて、同じ時間に寝るようにしましょう。

また、適度な運動も効果的です。

ウォーキングや軽いストレッチなど、無理のない範囲で体を動かすことで、自律神経のバランスを整えることができます。

よくある質問と回答

Q1: 気圧の変動による頭痛は、どのくらいの期間続くものですか?

A1: 個人差はありますが、一般的に低気圧が通過するまでの1〜2日程度です。

ただし、対策を行わないと長引く可能性もあります。

症状が続く場合は、専門家に相談することをおすすめします。

Q2: 薬を飲むのは良くないのでしょうか?

A2: 頭痛がひどい場合、薬を飲むことも一つの対処法です。

ただし、頻繁に薬に頼ると、かえって頭痛が起こりやすくなる「薬物乱用頭痛」のリスクがあります。

できるだけ自然な方法で対処し、薬は最後の手段として考えるのが良いでしょう。

Q3: 気圧の変動による頭痛は、完全に防ぐことはできないのでしょうか?

A3: 完全に防ぐことは難しいかもしれません。

しかし、日頃から体調管理をしっかり行い、気圧の変動に強い体を作ることで、頭痛の頻度や強さを軽減することは可能です。

まとめ

11月の気圧変動による頭痛は、多くの方を悩ませる問題です。

しかし、その原因を理解し、適切な対策を取ることで、症状を和らげることができます。

内耳の圧力バランスの崩れ、血管の拡張、自律神経の乱れが主な原因であることを覚えておいてください。

そして、耳のマッサージ、水分補給、規則正しい生活リズムを心がけることで、頭痛と上手に付き合っていくことができるでしょう。

気圧の変動に負けない、健康な体づくりを目指しましょう。

もし頭痛でお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ久保整骨院にご相談ください。

皆さまの健康的な生活のお手伝いをさせていただきます。

(柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 久保修一 監修)

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