施術のあと、やってはいけないこと~「自分で治そう」が回復を遅らせます~

こんにちは。大阪府泉南郡岬町、和歌山市から車で5分のところにある久保整骨院の院長、久保です。

30年以上にわたり、延べ50万人の患者さんの健康をサポートしてきました。

整骨院の施術ベッドで目を閉じて穏やかに休んでいる男性のイラスト

施術を受けたあと、こんなことをしていませんか?

「動くようになったから、もっと動かしてみよう」

「ここが痛いから、自分で伸ばしておこう」

体が楽になると、つい自分でも何かしたくなるものです。

その気持ちはよく分かります。でも実は、それが回復を遅らせていることがあります。

この記事では、施術のあとの過ごし方についてお話しします。

目次

人は、つい確かめたくなります

施術後に首の動きを確かめている男性のイラスト

施術を受けると、体は変わります。

動く範囲が広がり、体が軽くなる。

すると、多くの方がこうされます。

「どこまで動くか、確かめてみよう」

首を回してみる。腕を上げてみる。腰をひねってみる。

そして、楽に動くところまで動かした後、こう思います。

「もう少し行けるかもしれない」

そこからさらに動かそうとしたとき、「痛っ」となるのです。

「痛いところまで動かす」は逆効果です

腕を無理に伸ばして顔をしかめている男性のイラスト

ここで、多くの方が誤解されていることがあります。

「痛いところまで動かしたほうが、よく治る気がする」

長年、体の不調と付き合ってこられた方ほど、この感覚をお持ちです。

でも、これは逆です。

痛みが出るところまで動かすと、体はその刺激に対して防御反応を起こします。せっかくゆるんだ筋肉が、また緊張してしまうのです。

そっとしておいたほうが、治りは早くなります。

不思議に思われるかもしれませんが、これは実際にそうなのです。

体は、自分で戻ろうとしています

施術ベッドで穏やかに休んでいる男性のイラスト

施術で体を整えたあと、体は良い状態に馴染もうとしています。

その途中で余計な刺激を加えると、せっかくの変化が定着しません。

ですから、施術のあとにお願いしたいのは、たったひとつです。

そっとしておいてください。

自分で治そうとしなくて大丈夫です。体は、自分で戻る力を持っています。

しばらくそのままにしておくと、前より全然楽になっていることに気づかれるはずです。

施術後の3つの心がけ

自宅でゆったり休んでいる男性のイラスト

1. 動かして確かめすぎない

「どこまで動くか」を試したくなりますが、ほどほどにしてください。楽なところで止めておきましょう。

2. 痛みが出るところまで行かない

痛みは、体からの「そこまでにしてください」というサインです。無理に越えないでください。

3. 眠くなったら、素直に寝る

施術のあと、眠気が来ることがあります。これは体が休息モードに切り替わったサインです。我慢せず、寝てしまって構いません。

歪みが戻る前に、また整えます

整骨院の受付で次回の来院日を相談している場面のイラスト

もうひとつ、大切なことがあります。

体の歪みは、放っておくとまた戻ってきます。

長年かけて歪んできた体は、一度整えただけでは、その形を覚えていません。しばらくすると、元の癖に引っ張られていきます。

ですから、当院では次のような考え方で計画を立てています。

  • まず整える
  • 歪みが戻る前に、もう一度整える
  • 調子が安定してきたら、通う間隔を少しずつ空けていく

最初のうちは1週間以内にもう一度診させていただき、良い状態が続くようになってきたら、間隔を伸ばしていきます。

大切なのは、良い状態が続く期間を、少しずつ伸ばしていくことです。

施術のあとに起こりやすい変化

施術のあと、体にはいくつかの変化が出ることがあります。あらかじめ知っておくと、慌てずにすみます。

1. 強い眠気が来る

体が休息モードに切り替わったサインです。良い変化ですので、そのまま休んでください。

2. 体が軽く感じる、または少しだるく感じる

どちらもよくあることです。だるさを感じる場合も、体が新しい状態に馴染んでいく過程であることがあります。

3. 今まで気づかなかった場所が気になりだす

痛みの強かった場所が楽になると、隠れていた別の場所に気づくことがあります。これは悪化ではありません。次に整えていく場所が見えたということです。

いずれの場合も、無理に動かしたり、自分で対処しようとしたりせず、そのまま過ごしてください。

よくある質問

施術のあと、ストレッチをしてもいいですか?

しばらくはそっとしておいてください。良くなった状態に体が馴染むまでは、無理に動かさないほうが定着しやすくなります。

施術のあとに眠くなりました。大丈夫でしょうか?

体が休息モードに切り替わったサインです。心配いりませんので、そのまま休んでください。

施術のあとに、だるさが出ることはありますか?

体が新しい状態に馴染んでいく過程で、だるさを感じる方もいらっしゃいます。気になる場合は次回お聞かせください。

まとめ

施術のあとにやっていただきたいことは、実はとてもシンプルです。

  • 動かして確かめすぎない
  • 痛いところまで行かない
  • 眠くなったら寝る
  • そっとしておく

自分で治そうと頑張らないこと。それが、いちばんの近道です。

長く続く痛みや体の歪みでお困りの方は、お気軽に久保整骨院までご相談くださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

ご不明な点はお気軽にお問い合わせください

完全予約制です。当日予約もお電話で受け付けております。

この記事を書いた人

院長 久保のアバター 院長 久保 院長 久保修一

久保整骨院 院長。柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の4つの国家資格を持つ治療家です。臨床歴は35年以上、延べ50万人以上の心身と向き合ってきました。1995年に大阪府泉南郡岬町で開院。手技や鍼灸などの東洋医学的アプローチに心理学(NLP)も取り入れ、こころと身体の両面から、お一人おひとりの不調の原因にアプローチしています。

コメント

コメントする

目次