スマホ首で首の痛みが長引く|下を向く時間を減らす座り方と通い方

下を向く時間が長く、首の痛みが続いている方へ

下を向く時間が長いほど、首の痛みは長引きます。スマホの見方や座り方を少し変えるだけで、首が楽な毎日に近づけます。

こんにちは。大阪府泉南郡岬町、和歌山市から車で5分のところにある久保整骨院の院長、久保です。

30年以上にわたり、延べ50万人の患者さんの健康をサポートしてきました。

この記事の答え
  • 下を向いてばかりいると、約6キロの頭の重さで首の骨が少しずつ後ろにずれ、首の痛みが長引きます。いわゆるスマホ首です。
  • スマホは机に置いて、椅子に座って目の高さで見る。床に座るなら正座、つらければ寝転ぶ。作業の合間には、顔を上げて遠くを見てください。
  • 通い方は、最初だけ1週間に1回を2〜3回と少し集中して、良い状態を体に定着させていきます。交通事故のあとは、まず病院で検査を受けてください。

首の痛みを長引かせている、いちばん身近な原因。

それは、下を向いている時間です。

今回は、首がつらい方に知っていただきたい毎日の過ごし方と、通い方をお伝えします。

自宅のリビングで床に座り背中を丸めてスマートフォンを見ている女性のイラスト

大切なこと:交通事故のあとは、まず病院(整形外科など)で検査を受けてください。また、手に力が入らない、しびれが強くなる、胸が痛い、激しい頭痛やめまいがあるときは、すぐに病院で診てもらってください。病院での検査と治療が最優先です。

こんなことは、ありませんか。

  • スマホを、下を向いて見ている
  • 床に座って、背中を丸めていることが多い
  • テーブルの高さが体に合わない
  • 下を向いて手を使う時間が長い
  • 首の後ろの骨が出てきた気がする
目次

下を向いてばかりいると、首の骨が後ろに出てくる

交通事故のあとから首の痛みが続いている、30代の女性。首を確かめると、首の骨の一部が当たっている状態でした。

「下を向いてばかりいると、首の骨が後ろに出てくるんです。いわゆるスマホ首ですね」

  • 下を向く
  • 頭の重さ(約6キロ)が、首の前に引っぱられる
  • 首の骨が、少しずつ後ろにずれる
  • 骨どうしが当たる → 痛む

この方は、下を向いて手を使う時間が1日4時間ほど。しかも背が高めで、テーブルの高さが合わないそうです。そのぶん、さらに深く下を向くことになります。

スマホ首を長引かせない毎日の過ごし方

スマホは、下を向いて見ない

椅子で背すじを伸ばし、机の上のスマートフォンを目の高さで見る女性のイラスト

「スマホを見るなら、下を向いて見ないで、机に置いて、椅子に座って見てください」

  • 椅子に座る
  • 背すじを伸ばす
  • スマホは、目の高さに近づける
  • 長時間見続けない

床に座るなら「正座」

畳の上でゆっくり正座をしている女性のイラスト

「床に座るなら、正座がいちばんいいんですよ」

正座は、背すじがまっすぐになりやすい座り方です。この方も、施術のあとの2回目の正座は、1回目よりずっとやりやすくなっていました。

「正座がしんどかったら、寝転んでください」

下を向く時間を、できるだけ減らす

「注意してほしいのは、できるだけ下を向くのを少なくすることです」

  • 作業の合間に、顔を上げて遠くを見る
  • 作業台やテーブルの高さを、少し上げる工夫をする
  • 30分に一度、首の力を抜く
  • 首がつらいときは、横になって休む

横向きで寝るのは、無理をしない

「横向きで寝て、首がしんどかったら、やめてください。だんだん首の調子が良くなると、できるようになりますから」

首の痛みの通い方は、最初だけ少し集中して

両足でしっかり床を踏みしめて笑顔で立つ女性のイラスト

2年間続いた首の痛み。1回で元気は100まで戻りましたが、体はまだ元に戻ろうとします。

「2年も前からですから、まだ体が戻るんですよ。これを定着させるために——」

  • 最初は、1週間に1回を2〜3回
  • 調子が良くなってきたら、10日、2週間と少しずつ間隔をあける
  • 6〜7回で、だいぶ違ってくる
  • そのあと、お仕事を続けるなら月1〜2回のメンテナンス

「最初だけ集中的にやったほうが、だいぶ楽になりますよ」

施術のあとは、ゆっくり休む

膝の下にクッションを入れて仰向けで休んでいる女性のイラスト

この日は、施術のあとしばらく横になって休んでいただきました。ひざの下にまくらを入れて、自分がいちばん楽な高さで。

休んだあとに立っていただくと、「姿勢が良くなった」「目がしっかりした」——はっきりと違いが出ていました。

もし今、「何年もたつのに首がつらい」「どこへ行っても変わらない」と感じておられるなら。一度だけでも、体を診せに来てください。あなたの体にも、まだできることがあります。

▼ 患者さんの声
当院に通われた患者さんの、実際の感想です。
下の文字をタップ(パソコンの方はクリック)すると、その方の「患者さんの声」のページを読むことができます。

▶ 【交通事故治療】40代 女性 Y.Mさん
▶ 受診した後は体が軽くなり、頭痛、肩こりが楽になります。

背が高い方は、とくに気をつけて

この方は、背が高めです。

世の中のテーブルや作業台は、平均的な身長に合わせて作られています。背が高い方は、そのぶん深く下を向くことになります。

  • テーブルが低い → 深く下を向く
  • 深く下を向く → 首への負担が大きくなる
  • 手元に台を置いて、高さを上げる
  • 椅子を低めにして、目線を合わせる

「普通の人より背が高いもんね。大変でしょう」——ちょっとした工夫で、首への負担はずいぶん変わります。

「定着させる」ことが、いちばん大切

1回の施術で楽になっても、体はまだ元の形に戻ろうとします。

「この状態を、定着させていくんです」

毎日の過ごし方を少し変えることと、最初だけ少し集中して通うこと。この2つがそろうと、首の痛みは戻りにくくなります。

少しの工夫が、首を守ります

下を向く時間を「ゼロ」にする必要はありません。こまめに顔を上げる、高さを工夫する、疲れたら横になる。

そんな小さな工夫の積み重ねが、2年、3年先の首を守ってくれます。

よくある質問

仕事で下を向くのは、避けられません。

お仕事を変える必要はありません。合間に顔を上げる、作業台の高さを工夫する、定期的に体を整える。これだけでも、首への負担はずいぶん減らせます。

最初に何回か続けて通うのは、なぜですか?

長く続いた痛みは、体がそのくせを覚えています。最初に間隔を短めにして整えることで、良い状態を体に覚えてもらいやすくなります。

あぐらや横座りはどうですか?

体がねじれたり、背中が丸まったりしやすいので、長時間はおすすめしません。床に座るなら正座、つらければ椅子か、横になってください。

メンテナンスは、ずっと必要ですか?

お仕事や生活で首に負担がかかり続ける場合は、月1〜2回整えておくと、ひどくなる前に戻せます。体の調子に合わせて、ご相談ください。

まとめ

下を向いてばかりいると、頭の重さで首の骨が後ろに出てきて、首の痛みが長引きます。スマホは机に置いて椅子に座って見る、床に座るなら正座、つらければ寝転ぶ。そして下を向く時間をできるだけ減らしてください。通い方は、最初だけ少し集中して、良い状態を体に定着させていきます。

「首の痛みが長引いている」という方は、一度、久保整骨院にご相談くださいね。

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この記事を書いた人

院長 久保のアバター 院長 久保 院長 久保修一

久保整骨院 院長。柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の4つの国家資格を持つ治療家です。臨床歴は35年以上、延べ50万人以上の心身と向き合ってきました。1995年に大阪府泉南郡岬町で開院。手技や鍼灸などの東洋医学的アプローチに心理学(NLP)も取り入れ、こころと身体の両面から、お一人おひとりの不調の原因にアプローチしています。

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