首をコキコキ回すクセは逆効果?大股歩きで首をゆるめる方法

首がこると、つい回して鳴らしてしまう方へ

首を回してほぐすクセは、関節を痛める原因になることがあります。代わりにできる、大股歩き・お尻の使い方・座り方が分かります。

こんにちは。大阪府泉南郡岬町、和歌山市から車で5分のところにある久保整骨院の院長、久保です。

30年以上にわたり、延べ50万人の患者さんの健康をサポートしてきました。

この記事の答え
  • 首の骨は、小さな骨が並んでできています。ずれたまま回すと、ネジ山がつぶれるように関節を痛めてしまうことがあるため、首はあまり回さないほうがいいとお伝えしました。
  • 代わりにすすめたのは、1日5〜10分の大股歩き。歩くと頭が揺れて、首の関節が戻っていきます。腕は力を抜いて振ります。
  • 大股で後ろに蹴るとき、お尻に力が入ります。座るときは、お尻を引き上げて骨盤を立てます。

「首を回したくなっちゃうんです。いつもコキコキ鳴るんですよ」

1日8時間のデスクワークをしている、40代の男性の言葉です。左の首筋と左の肩が、決まってこるそうです。

大切なこと:首の痛みが強い、手や腕がしびれる、めまいや強い頭痛がある、などのときは、すぐに病院で診てもらってください。病院での検査と治療が最優先です。

こんなことは、ありませんか。

  • 首がこると、つい回してしまう
  • 首を回すと、コキコキ鳴る
  • いつも同じ側の首筋と肩がこる
  • 1日の大半を、座って過ごしている
  • 最近、運動ができていない

首がこったとき、回してほぐすのは良いことなのでしょうか?
今日は、この疑問にお答えしていきます。

目次

首を回すのは、なぜ良くないの?

コキコキ鳴るということは、関節どうしが当たっているということです。私は、こうお伝えしました。

「首はあまり回すと、関節を痛めてくるんです。首の骨は、小さい骨が並んでいるでしょう」

「ネジを回すとき、変なところに入ったまま回すと、ネジ山がつぶれるでしょう。首が変な状態で回すのは、それと同じなんです」

きれいに並んでいれば、なめらかに回ります。でも、ずれたまま何度も回すと、小さな関節がだんだん傷んでいきます。長年続けると、なおさらです。「肩こりの方は、首を回す人が多いんですよ」。こっているから回したくなる。でも、回すほど関節は傷みやすくなってしまいます。だから「首は、できるだけ回さないほうがいいんです」。

パソコンの前で首筋に手を当てる男性

首がこったら、代わりに何をすればいい?

おすすめしたのは、歩くことです。

「歩くと、頭が揺れるでしょう。頭が揺れると、首の関節が揺れながら、ちゃんと戻っていくんです」

「いちばんいいのは、1日5分でも10分でも、大股で歩くこと」。普通の歩幅では、頭はあまり揺れません。大股で歩くと揺れて、首が戻りやすくなります。

  • 大股で歩く(1日5〜10分)
  • 腕は力を抜いて振る
  • 手をギュッと握ると、肩に余計な力が入るので、握らない
肩の力を抜き、大きな歩幅で腕を振って歩く男性

力を抜いて腕を振ると、肩まわりがゆるんで広がっていきます。首にとっても、そのほうが良いのです。

デスクワークの方は、当院にもたくさん来られます。みなさん、首が張ってきます。パソコンの前で同じ姿勢を続けると、体が固まってしまうからです。気づいたときに姿勢を直し、合間に歩いて体を揺らしてあげましょう。

大股で歩くと、お尻にも効くの?

この方は、お尻に力が入らない状態でした。一緒に来られた奥さまも同じです。

「大股で歩いて、後ろに蹴るときに使う筋肉なんです。長年、そういう歩き方をしていないんだと思います」

  • 大股で歩き、後ろに蹴るときにお尻に力を入れる
  • 意識して、10分くらい
  • 最初は、筋肉痛になるかもしれない
  • 立っているときも、お尻をきゅっと締める

デスクワーク中は、どう座ればいい?

座り方にも、コツがあります。「お尻を引き上げてから座る」。こうすると骨盤が立って、背骨が上に伸びます。

骨盤を立てて背すじを伸ばして座る男性のイラスト

さらに、1時間に1回は、5〜10分歩くこと。座りっぱなしで揺すってあげないと、血の流れが止まってしまいます。

もし今、「首を回すクセがやめられない」「首と肩のこりが取れない」と感じておられるなら。一度、体を診せに来てください。あなたの体にも、まだできることがあります。

▼ 患者さんの声
当院に通われた患者さんの、実際の感想です。
下の文字をタップ(パソコンの方はクリック)すると、その方の「患者さんの声」のページを読むことができます。

▶ 痛みが緩和されてきました!
▶ 姿勢が良くなり体が軽くなった!

この方の体は、実際にどう変わった?

来られたとき、この方のエネルギーは1割もない状態でした。押すとふらふらで、手はパンパン、頭の中にも力が入りっぱなし。手から肩、首と整えていくと、肩の張りが楽になりました。

施術室で両足でしっかり立ち晴れやかな表情の男性のイラスト

施術のあとは、「胸が開いて、呼吸もしやすいですね」。押してもびくともせず、エネルギーはほとんど100に。ご本人も「軽くなった」と話されました。帰り際にも、もう一度お伝えしました。「首は、回さないでくださいね」

よくある質問

コキコキ鳴らすと、すっきりするのですが?

鳴るということは、関節どうしが当たっているということです。回しすぎると関節を痛めてしまうので、あまり回さないほうがいいとお伝えしました。

大股歩きは、1日どれくらいですか?

1日5分でも10分でも大丈夫です。お尻を意識するなら10分くらい。最初は筋肉痛になるかもしれません。

腕は、どう振ればいいですか?

力を抜いて振ってください。手をギュッと握ると、肩に余計な力が入ってしまいます。

座るときは、どこに気をつければいいですか?

お尻を引き上げてから座ってください。骨盤が立って、背骨が上に伸びます。あわせて、1時間に1回は5〜10分歩くのがおすすめです。

首の痛みや、手のしびれがあるときは?

首の痛みが強い、手や腕がしびれる、めまいがある、などのときは、すぐに病院で診てもらってください。

まとめ

はじめの問い「首がこったとき、回してほぐすのは良いことなのでしょうか?」の答えは、こうです。

首の骨は小さな骨が並んでいて、ずれたまま回すと、ネジ山がつぶれるように関節を痛めてしまうことがあります。首はあまり回さず、1日5〜10分の大股歩きを。腕は力を抜いて振り、後ろに蹴るときにお尻に力を入れます。座るときはお尻を引き上げて骨盤を立て、1時間に1回は歩きましょう。

「首のこりが取れない」という方は、一度、久保整骨院にもご相談くださいね。

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この記事を書いた人

院長 久保のアバター 院長 久保 院長 久保修一

久保整骨院 院長。柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の4つの国家資格を持つ治療家です。臨床歴は35年以上、延べ50万人以上の心身と向き合ってきました。1995年に大阪府泉南郡岬町で開院。手技や鍼灸などの東洋医学的アプローチに心理学(NLP)も取り入れ、こころと身体の両面から、お一人おひとりの不調の原因にアプローチしています。

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