お腹の手術後の過ごし方|回復期にしてはいけないことと体の支え方

お腹の手術のあと、体の違和感が続いている方へ

手術のあとの体には、回復期ならではの気をつけたいことがあります。してはいけないことと体の支え方を知っておくと、安心して回復を待てるようになります。

こんにちは。大阪府泉南郡岬町、和歌山市から車で5分のところにある久保整骨院の院長、久保です。

30年以上にわたり、延べ50万人の患者さんの健康をサポートしてきました。

この記事の答え
  • お腹の手術のあとの違和感は、体の中の傷が治るときに一度固くなり、まわりを引っ張るために起きることがあります。
  • 回復期のお腹は、グッと押したり、もんだりしないでください。触るなら、さするくらいで十分です。
  • お腹に力を入れない、力まずゆっくり歩く、しっかり休んで眠る。この過ごし方が、治る作業を助けます。

「手術は無事に終わったけれど、お腹の中に違和感が残っている…」
「体力が落ちて、なんだか自分の体じゃないみたい…」
「早く元の生活に戻りたいけれど、何をしていいのか分からない…」

手術のあとの回復期は、そんな不安との毎日ですよね。がんばって手術を乗り越えたのに、そのあとのことは意外と誰も教えてくれない——そう感じている方は、少なくありません。

今回は、お腹の手術を終えて回復中の40代女性が、当院で体を整えられたお話とあわせて、回復期の体との付き合い方をお伝えします。

お腹にそっと手を当てて体を気づかう女性のイラスト

最初に、いちばん大切なことをお伝えします。回復の主役は、あなた自身の「治る力」と、病院の治療です。当院の施術は傷を治すものではなく、治ろうとがんばっている体を、外から支えるお手伝いです。通院や薬など、主治医の指示は必ず守ってくださいね。

お腹の手術のあと、回復期はどう過ごせばいいのでしょうか?
今日は、この疑問にお答えしていきます。

目次

傷はきれいでも、お腹の中に違和感が残る

来院されたのは、当院に定期的に通ってくださっている40代の女性。少し前にお腹の手術を受けられ、お仕事を休んで、回復にあてている期間でした。

外から見える傷はすっかりきれいになっていました。でも、ご本人いわく「お腹の中に、引っ張られるような違和感がある」。あお向けに寝ても、中が突っ張るような感じが残っていました。

これは、不思議なことではありません。体の中では、まだ治る作業の真っ最中だからです。

突っ張るのは、傷が治るときに固くなるから

すりむいた膝に、かさぶたができるところを思い出してください。かさぶたは、まわりの皮ふより固くなりますよね。

体の中の傷も同じです。治っていく過程で、その部分は一度固くなります。固くなった部分はまわりの組織を引っ張るので、「突っ張る」「違和感がある」と感じるのです。

そこで大切になるのが、血の流れです。血液は、治る作業に必要な材料を届けてくれる運び屋さん。めぐりが良いほど、体の治る作業ははかどります。

回復期のお腹は、押したりもんだりしない

施術では、気の治療でエネルギーを整え、体全体の血のめぐりを良くして、治ろうとしている体を後押ししました。お腹そのものには、そっと手を当てる程度です。

施術者が女性患者のお腹に服の上からやさしく手を当てているイラスト

そして、これだけは覚えて帰ってほしいとお伝えしたのが——回復期のお腹は、絶対にグッと押したり、もんだりしないこと。

良かれと思って自分でもんでしまうと、治りかけの場所に負担がかかってしまいます。触るなら、さするくらい。それで十分、血のめぐりは助けられます。

回復期の過ごし方、3つのポイント

  • お腹に力を入れない(起き上がるときは横向きから、ねじらずに)
  • 動くなら、力まずゆっくり歩くくらいの軽さで
  • しっかり休む・しっかり眠る(治る作業は、休んでいる間に進みます)
布団でゆっくり眠る女性のイラスト

この女性も、お休み期間にしっかり体を休められていたおかげで、体のエネルギーが6割まで回復していました。施術後にはほぼ100に。「体が軽くなった」と、明るい表情で帰られました。

両手を広げて晴れやかな笑顔の女性のイラスト

▼ 患者さんの声
当院に通われた患者さんの、実際の感想です。
下の文字をタップ(パソコンの方はクリック)すると、その方の「患者さんの声」のページを読むことができます。

▶ 丁寧に話を聞いてくれて心が楽になりました!
▶ 不思議な感じですが、体がぬくもったし軽くなった!

よくある質問

手術のあと、いつから施術を受けられますか?

まず主治医の先生に「体を動かしてよい時期か」をご確認ください。そのうえで、回復の段階に合わせて、負担のないやさしい施術から始めます。初回に手術の時期と経過を詳しくお聞かせくださいね。

傷あとの突っ張り感は、ずっと残るのでしょうか?

治る過程で固くなった組織は、血のめぐりが良くなるにつれて、少しずつ柔らかくなじんでいくことが多いです。焦らず、体の治るペースに寄り添っていきましょう。気になる症状は主治医にも必ず伝えてください。

回復期に、運動はしないほうがいいですか?

主治医の許可の範囲で、力を入れずに歩くくらいの軽い運動はおすすめです。血のめぐりが良くなり、回復を助けます。「がんばる運動」はまだ先。「めぐらせる運動」から始めましょう。

まとめ

はじめの問い「お腹の手術のあと、回復期はどう過ごせばいいのでしょうか?」の答えは、こうです。

手術のあとの体は、見えないところで一生懸命、治る作業を続けています。私たちにできるのは、その作業をじゃましないこと、そして血のめぐりを良くして応援することです。

押さない・もまない・力を入れない・よく休む。この4つを守って、焦らず回復していきましょう。

回復期の体の不安、おひとりで抱えずに、お気軽に久保整骨院までご相談くださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

ご不明な点はお気軽にお問い合わせください

完全予約制です。当日予約もお電話で受け付けております。

この記事を書いた人

院長 久保のアバター 院長 久保 院長 久保修一

久保整骨院 院長。柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の4つの国家資格を持つ治療家です。臨床歴は35年以上、延べ50万人以上の心身と向き合ってきました。1995年に大阪府泉南郡岬町で開院。手技や鍼灸などの東洋医学的アプローチに心理学(NLP)も取り入れ、こころと身体の両面から、お一人おひとりの不調の原因にアプローチしています。

コメント

コメントする

目次