体の歪みと自律神経~なぜ歪んでいると眠れなくなるのか~

こんにちは。大阪府泉南郡岬町、和歌山市から車で5分のところにある久保整骨院の院長、久保です。

30年以上にわたり、延べ50万人の患者さんの健康をサポートしてきました。

鏡の前でまっすぐ立ち、自分の姿勢を確認している人の後ろ姿のイラスト

「自律神経の乱れですね」

病院やほかの施設で、そう言われたことはありませんか?

そして、こう思われたのではないでしょうか。

「では、どうすれば整うのだろう?」

自律神経という言葉はよく耳にしますが、具体的に何をすればいいのかは分かりにくいものです。

この記事では、体の歪みと自律神経の関係を、できるだけ分かりやすくお話しします。

目次

自律神経には2つのスイッチがあります

昼の活動と夜の休息を対比したイラスト

まず、自律神経の仕組みを簡単に整理します。

自律神経には、2つの働きがあります。

1. 交感神経(活動モード)

体を動かすとき、集中するときに働きます。心臓を速く動かし、体を緊張させて、活動できる状態にします。

2. 副交感神経(休息モード)

休むとき、眠るときに働きます。体をゆるめ、内臓を動かし、回復させます。

この2つが、シーソーのように切り替わることで、私たちの体は動いたり休んだりできています。

問題は、このシーソーが片側に傾いたまま戻らなくなることです。

「起きるスイッチ」が入りっぱなしの状態

夜遅くまで気が張ったまま起きている女性のイラスト

先日、6年間ずっと寝つきが悪いという患者さんが来られました。

体を診させていただくと、ふくらはぎ、お腹、目のまわりまで、全身が張って緊張していました。

これは、活動モードのスイッチが入りっぱなしで、休息モードのスイッチがほとんど働いていない状態です。

この状態では、いくら「眠ろう」と思っても眠れません。

体そのものが「起きるほう」に傾いたままだからです。

眠れないことを、意志の弱さや気持ちの問題だと考えてしまう方がいらっしゃいますが、そうではありません。体の側に理由があるのです。

歪んでいると、自律神経は狂いやすくなります

肩の高さが左右で違う人の後ろ姿のイラスト

では、なぜスイッチが戻らなくなるのでしょうか。

大きな要因のひとつが、体の歪みです。

体が歪んでいると、人は自律神経が狂いやすくなります。

理由はシンプルです。

まっすぐ立っているつもりでも、肩の高さに左右差がある。骨盤がずれている。頭の位置が中心からずれている。

この状態では、体は常に踏ん張っていないと立っていられません。

つまり、24時間ずっと、体は小さな緊張を続けているのです。

休んでいるつもりでも、体は休めていない。だから休息モードに切り替わらない。

これが、歪みと自律神経がつながっている理由です。

中心に戻すと、体は楽になります

まっすぐ立ってバランスよく安定している女性のイラスト

先ほどの患者さんの場合、まず体の歪みを整えることから始めました。

体を真ん中に戻し、バランスよく立てる状態をつくる。そして力が入る体に戻す。

すると、体は踏ん張らなくても立てるようになります。余計な緊張が要らなくなるので、体は楽になります。

施術のあと、ご本人にも変化を確認していただきました。

  • 立ったときにふらつかなくなり、体が安定した
  • 体の動く範囲が施術前の倍近くまで広がった
  • パンパンに張っていたお腹の硬さが半分ほどに
  • 関節がしっかり動くようになった

体の状態を数字で表すと、施術前は2割程度。それが施術後には6割まで戻っていました。

体が中心に戻り、余計な緊張が取れてくると、休息モードのスイッチが入りやすくなります。

眠りやすい体というのは、こうしてつくっていくものです。

今日からできる3つのこと

夜、スマートフォンを置いてくつろいでいる女性のイラスト

1. 自分の立ち姿を鏡で見る

肩の高さは左右で同じでしょうか。足が片方だけ外を向いていないでしょうか。

2. 夜9時を過ぎたら強い光を避ける

光は活動モードのスイッチを入れてしまいます。スマートフォンを長く見るのは避けましょう。

3. 眠くなってから布団に入る

「眠らなければ」と考えること自体が、頭を起こしてしまいます。眠気に従いましょう。

よくある質問

自律神経は、自分で整えられますか?

生活リズムを整える、夜に強い光を避けるなど、ご自身でできることはたくさんあります。ただ、体が歪んで緊張したままだと、生活習慣だけでは追いつかないことがあります。

歪みは、自分で治せますか?

ご自身でストレッチをされる方も多いのですが、無理に伸ばすと体は逆に緊張します。楽なところで止めておくのが基本です。

どれくらいで変化を感じますか?

感じ方には個人差があります。施術のあとにその場で違いに気づかれる方もいれば、しばらくしてから「そういえば楽だった」と気づかれる方もいらっしゃいます。

まとめ

自律神経は、気持ちだけで整えられるものではありません。

体が歪んだまま緊張し続けていると、休息モードのスイッチは入りにくくなります。

体を中心に戻し、力が入る状態にしていくことで、体は自然と休めるようになっていきます。

自律神経の乱れや寝つきの悪さでお困りの方は、お気軽に久保整骨院までご相談くださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

ご不明な点はお気軽にお問い合わせください

完全予約制です。当日予約もお電話で受け付けております。

この記事を書いた人

院長 久保のアバター 院長 久保 院長 久保修一

久保整骨院 院長。柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の4つの国家資格を持つ治療家です。臨床歴は35年以上、延べ50万人以上の心身と向き合ってきました。1995年に大阪府泉南郡岬町で開院。手技や鍼灸などの東洋医学的アプローチに心理学(NLP)も取り入れ、こころと身体の両面から、お一人おひとりの不調の原因にアプローチしています。

コメント

コメントする

目次