書き物のあと腰が伸びないのはなぜ?下を向く姿勢と胸の固さ

机に向かう時間が長く、立つと腰が伸びにくい方へ

下を向いて書き物を続けると、胸とお腹が固まり、立ったときに腰が伸びにくくなります。合間に体をほどく工夫で、立ち上がりが楽な体に近づけます。

こんにちは。大阪府泉南郡岬町、和歌山市から車で5分のところにある久保整骨院の院長、久保です。

30年以上にわたり、延べ50万人の患者さんの健康をサポートしてきました。

この記事の答え
  • 下を向いて書き物を続けると、その形のまま胸とお腹が固まり、立ったときに体が伸びず、腰に負担がかかります。
  • 書き物をする手のひらも張りやすく、体の前側全体が縮こまっていきます。
  • 30分に一度は手を止めて顔を上げ、立ち上がって体を伸ばしてください。施術でお腹と胸をゆるめると、背中と腰が伸びやすくなります。

机に向かって、書き物をする時間が長い。

立ち上がろうとすると、腰がすぐには伸びない。

腰から足の痛みで、娘さんと一緒に来院されたご高齢の女性も、家で書き物をすることが多い方でした。控えたほうがいいと分かっていても、性分で、ついやってしまうそうです。

机で前かがみになって書き物をするご高齢の女性のイラスト

大切なこと:足のしびれや力が入らない感じ、おしっこの出方の変化、熱がある、急に痛みが強くなったなど、いつもと違う症状があるときは、まず病院で診てもらってください。病院での検査と治療が最優先です。

こんなことは、ありませんか。

  • 机に向かって、下を向いている時間が長い
  • 立ち上がるとき、腰がすぐに伸びない
  • 立っていると、だんだん前かがみになる
  • 手のひらや指が、こわばっている
  • やめたほうがいいと分かっていても、つい続けてしまう

書き物を続けたあと、なぜ立ち上がると腰が伸びないのでしょうか?
今日は、この疑問にお答えしていきます。

目次

書き物を続けると、その形で体が固まる

この方に、私はこうお伝えしました。

「こうやって書いていると、そのまま固まって、立つときに伸びないんです」

同じ姿勢を長く続けると、体はその形を覚えてしまいます。背中を丸めて下を向いたまま固まると、立ち上がっても、すぐにはまっすぐ伸びません。

胸が固まると、立ったときに腰がつらくなる

体を確かめると、胸のところが固まっていました。

「胸がここで固まっているんですよ。書いたり、下を向いたりするから」

  • 下を向いて書き物を続ける
  • 胸の前が縮こまって、固まる
  • 立っても胸が開かず、前かがみのまま
  • 前かがみの体を、腰が支え続ける
  • 腰に負担がかかって、つらくなる

さらに、この方はお腹も張っていました。お腹が張ると、立ったときに体が前かがみになりやすくなります。胸とお腹、体の前側が両方とも固まっていたのです。

手のひらの張りも、書き物のサイン

体を確かめていくと、手もすごく張っていました。ペンを握って書き続けると、手のひらや指にずっと力が入ります。

手のひらが固まると、腕が引っぱられ、肩が前に出て、胸がさらに縮こまります。小さな手の疲れが、体の前側全体につながっていくのです。

「つい、やってしまう」方へ。書き物の合間にできること

書き物をやめる必要はありません。好きなこと、やるべきことは、続けていいのです。そのかわり、合間に体をほどくことを習慣にしてください。

  • 30分に一度は、ペンを置いて顔を上げる
  • 遠くを見ながら、ゆっくり深呼吸をする
  • 一度立ち上がって、体を軽く伸ばす
  • 手をぶらぶらと振って、手のひらの力を抜く
  • 机と椅子の高さを見直し、深く下を向かなくていいようにする
朝、窓辺で伸びをしている女性のイラスト

立ち上がるときは、机に手をついて、ゆっくり体を起こしてください。急に伸ばすと、固まった腰に一気に負担がかかります。

時計やキッチンタイマーを使って、休む時間を決めておくのもおすすめです。夢中になると、時間はあっという間に過ぎてしまいます。「ここまで書いたら一度立つ」と、自分なりの区切りを決めておくと続けやすくなります。

もし今、「年だから仕方ない」「どこへ行っても変わらない」と感じておられるなら。一度だけでも、体を診せに来てください。あなたの体にも、まだできることがあります。

▼ 患者さんの声
当院に通われた患者さんの、実際の感想です。
下の文字をタップ(パソコンの方はクリック)すると、その方の「患者さんの声」のページを読むことができます。

▶ 腰の曲がりが良くなり、体に力が入りました!
▶ 腰痛が楽になり、背筋が伸びてまっすぐになりました!

施術で、お腹と胸をゆるめると背中が伸びる

施術のあと背すじが伸びて笑顔で立つご高齢の女性と、見守る施術者のイラスト

この方には、曲がって片寄っていたところを真ん中に戻し、張っていたお腹と、固かった股関節をやさしくゆるめる施術をしました。

施術者がご高齢の女性の脚をやさしく動かして股関節をゆるめているイラスト
  • 張っていたお腹が柔らかくなった
  • 背中も伸びた
  • 腰が伸びた
  • 正座ができた
  • 座っても「全然今痛くないです」

体の前側がゆるむと、背中と腰は自然と伸びていきます。がんばって胸を張るのではなく、固まったところをほどいて、伸びやすい体に戻すことが大切です。

よくある質問

書き物は、やめたほうがいいですか?

やめなくて大丈夫です。30分に一度は手を止めて顔を上げ、立ち上がって体を伸ばす。合間に体をほどくことを習慣にしてください。

背中を伸ばそうと、胸を張ったほうがいいですか?

がんばって胸を張っても、長くは続きません。固まった胸やお腹をゆるめると、背中は自然に伸びやすくなります。

手のひらの張りは、どうすればいいですか?

ときどき手をぶらぶら振ったり、反対の手の親指でやさしくさすったりしてください。強くもむ必要はありません。

立ち上がるときに腰が痛いときは?

机や椅子に手をついて、ゆっくり体を起こしてください。立ったら、ひと呼吸おいてから歩き出すと楽です。

書き物のほかにも、気をつけることはありますか?

新聞や本を読むとき、スマートフォンを見るときも、同じように下を向いています。目の高さに近づける、ときどき顔を上げる、を心がけてください。

まとめ

はじめの問い「書き物を続けたあと、なぜ立ち上がると腰が伸びないのでしょうか?」の答えは、こうです。

下を向いて書き物を続けると、その形のまま胸とお腹が固まり、立ったときに体が伸びず、腰に負担がかかるからです。手のひらの張りも、体の前側を縮こまらせます。書き物はやめなくていいので、30分に一度は顔を上げ、立ち上がって体を伸ばしてください。固まった前側をゆるめると、背中と腰は伸びやすくなります。

「書き物のあと腰が伸びない」という方は、一度、久保整骨院にご相談くださいね。

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この記事を書いた人

院長 久保のアバター 院長 久保 院長 久保修一

久保整骨院 院長。柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の4つの国家資格を持つ治療家です。臨床歴は35年以上、延べ50万人以上の心身と向き合ってきました。1995年に大阪府泉南郡岬町で開院。手技や鍼灸などの東洋医学的アプローチに心理学(NLP)も取り入れ、こころと身体の両面から、お一人おひとりの不調の原因にアプローチしています。

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