胸が締めつけられる・のどが詰まるのはなぜ?体が前に縮むサイン

胸が締めつけられる感じや、のどの詰まりが気になる方へ

前かがみで縮んだ体は、胸やのどを内側から押さえてしまいます。縮んだ体を広げると、呼吸が楽になり、のども通りやすくなっていきます。

こんにちは。大阪府泉南郡岬町、和歌山市から車で5分のところにある久保整骨院の院長、久保です。

30年以上にわたり、延べ50万人の患者さんの健康をサポートしてきました。

この記事の答え
  • まず病院で、病気がないかを確かめることが大切です。のどの詰まる感じが続くときは、内科で一度、甲状腺も見てもらってください。
  • 検査で異常がないとき、体が前に縮んで、胸やのどが押さえられていることがあります。縮んでいると、呼吸がしにくく、のども通りにくくなります。
  • 上から押さえ込むようにもむのは逆効果になることがあります。手先から胸まで広げるように整え、家では座るより寝転ぶ時間を多くしてください。

胸の前のあたりが、締めつけられるように苦しい。

のどが通りにくくて、話しにくい。

手先をよく使う、前かがみのお仕事をしている60代の女性が、2〜3週間このつらさを抱えて来院されました。胃カメラなどの検査では、特に異常はないと言われていたそうです。

椅子に座って前かがみになり、胸に手を当てて息苦しそうにする60代の女性のイラスト

大切なこと:胸の痛みや締めつけが強い、冷や汗が出る、息切れや動悸がある、急に悪くなった、のみ込みにくさが続く、などのときは、すぐに病院で診てもらってください。病院での検査と治療が最優先です。

こんなことは、ありませんか。

  • 胸が締めつけられるように苦しい
  • のどに何か詰まったような感じがする
  • 話しにくい、息がしにくい
  • 下を向いて作業する時間が長い
  • 検査では異常がないと言われた

検査で異常がないのに、なぜ胸が締めつけられ、のどが詰まるように感じるのでしょうか?
今日は、この疑問にお答えしていきます。

目次

まず病院で確かめてほしいこと

胸の苦しさや、のどの詰まりには、病気が隠れていることもあります。次のようなときは、すぐに病院へ行ってください。

  • 胸の痛みや締めつけが強い
  • 冷や汗が出る、息切れや動悸がある
  • 急に悪くなった
  • のみ込みにくさが続く、体重が減ってきた

この方にも、施術のあとにこうお伝えしました。「のどがあまりにしんどかったら、ここに甲状腺があるので、何かないか一度見ておいたほうがいいですよ。内科で。女の人は特に多いんですよ」

体を整えることと、病院で確かめること。両方そろって、はじめて安心できます。

体が前に縮むと、胸とのどが押さえられる

この方の体を確かめて、私はこうお伝えしました。

「体が前に行ってしまっている。だから、のどが押さえられて、しんどくなっているんです」

「全体的に縮んで、前に行っている。縮んでいるから、呼吸がしにくいし、のどが通りにくくなっているんですよ」

体を少し後ろへ戻すだけで、ご本人は「楽です。息がしやすい」。胸とのどは、体の形に大きく左右されていたのです。

なぜ体は前に縮むのか

机で前かがみになり、指先で細かい作業をする60代の女性のイラスト

1. 下を向く時間が長い

「下向きばっかりだからね」。仕事や家事で下を向く時間が長いと、背中が丸まり、胸が縮んでいきます。

2. 手先の使いすぎで、腕が引っぱる

手先を使いすぎると、腕が固まって、肩を前へ引っぱります。「肩が前に入っている。それが原因ですよ」

3. 疲れきって、体を支えられない

この方の元気は、1割ぐらいしか残っていませんでした。疲れきった体は、まっすぐを保てず、前へ前へと崩れていきます。

押さえ込むようにもむと、さらに縮む

この方は、マッサージを受けると1〜2日は楽になるけれど、また戻る、をくり返していました。

「上から押さえ込むようにやったら、ダメなんです。だんだん丸くなってしまうから」

縮んだ体を上からグイグイもむと、体はさらに縮こまってしまいます。必要なのは、押さえ込むことではなく、広げることです。

もし今、「検査では異常がないのに、つらい」「マッサージでも戻ってしまう」と感じておられるなら。一度だけでも、体を診せに来てください。あなたの体にも、まだできることがあります。

▼ 患者さんの声
当院に通われた患者さんの、実際の感想です。
下の文字をタップ(パソコンの方はクリック)すると、その方の「患者さんの声」のページを読むことができます。

▶ びっくりするくらい体が軽く、呼吸がしやすくなりました!
▶ 呼吸がしやすくなり気持ちがほぐれた!

広げると、胸が楽になる

施術者があお向けの60代の女性の腕をやさしく伸ばしているイラスト

施術では、手の先から肘、胸へと、広げるように整えていきました。

「胸が広がってくると、楽になるんですよ」。のども通りやすくなり、呼吸も楽になっていきました。

施術のあと、この方は肩が開いて、まっすぐ立てるようになりました。気分も明るくなり、「目を開けていられるようになった」と話されました。

家でできる、胸を開く過ごし方

仕事から帰って布団に横になり、胸を開いてくつろぐ60代の女性のイラスト

「座っていたら、どうしても前へ前へ行くんですよ。寝転んだら、胸が開きやすくなるんです」

  • 仕事から帰ったら、座らずにまず寝転ぶ
  • 寝転ぶ時間を、意識して多くつくる
  • 作業の合間に、手をグッと握って離し、力を抜く
  • ときどき顔を上げて、ゆっくり息を吐く
  • 胸をギュッと押したり、強くもんだりしない

よくある質問

胸の苦しさで、整骨院に行ってもいいのですか?

まずは病院で検査を受けてください。そのうえで異常がなく、体の縮みが関係している場合は、当院でお手伝いできることがあります。

のどの詰まる感じは、なぜ起きるのですか?

この方は、体が前に縮んで、のどが押さえられていました。続くときは、内科で甲状腺も一度見てもらってください。

胸を張る姿勢をしたほうがいいですか?

無理に胸を張るより、縮んだところをゆるめて、自然に開く体にすることが大切です。家では寝転ぶ時間を多くしてください。

胸のあたりを自分でもんでもいいですか?

強くもむのはおすすめしません。押さえ込むと、さらに縮むことがあります。

まとめ

はじめの問い「検査で異常がないのに、なぜ胸が締めつけられ、のどが詰まるように感じるのでしょうか?」の答えは、こうです。

体が前に縮んで、胸とのどが押さえられていることがあるからです。下を向く時間の長さ、手先の使いすぎ、疲れきった体が、体を前へ縮めます。押さえ込むのではなく、手先から胸まで広げるように整え、家では寝転ぶ時間を多くしてください。そして、まず病院で確かめること。のどの詰まりが続くときは、内科で甲状腺も一度見てもらってください。

「胸が締めつけられる」「のどが詰まる」という方は、病院での確認とあわせて、一度、久保整骨院にもご相談くださいね。

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この記事を書いた人

院長 久保のアバター 院長 久保 院長 久保修一

久保整骨院 院長。柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の4つの国家資格を持つ治療家です。臨床歴は35年以上、延べ50万人以上の心身と向き合ってきました。1995年に大阪府泉南郡岬町で開院。手技や鍼灸などの東洋医学的アプローチに心理学(NLP)も取り入れ、こころと身体の両面から、お一人おひとりの不調の原因にアプローチしています。

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