手先の使いすぎで胸や肩が縮む?前かがみの仕事で息苦しい方へ

手先をよく使う、前かがみのお仕事の方へ

手先を使いすぎると、腕が胸や肩を前へ引っぱり、体が縮んでいきます。手から整えると、背中をもむより胸が開きやすくなります。

こんにちは。大阪府泉南郡岬町、和歌山市から車で5分のところにある久保整骨院の院長、久保です。

30年以上にわたり、延べ50万人の患者さんの健康をサポートしてきました。

この記事の答え
  • 手先を使いすぎると、手・腕・肘が固まって引っぱられ、肩が前に入り、胸が縮みます。
  • だから院長は「背中をいくらやっても戻る。手の使いすぎだから、手からやらないと」。手先から肘、胸へと順番にゆるめていきます。
  • 仕事中に無意識に入る力は、癖になって残ります。合間に、手をグッと握って離して力を抜く「リセット」をしてください。

毎日の仕事で、手先をよく使う。

気づくと前かがみで、肩や胸がつらい。息まで苦しくなってきた。

手先をよく使う、前かがみのお仕事をしている60代の女性も、胸の締めつけられる感じで来院されました。

机で前かがみになり、指先で細かい作業をする60代の女性のイラスト

大切なこと:胸の痛みや締めつけが強い、冷や汗が出る、息切れや動悸がある、急に悪くなった、のみ込みにくさが続く、などのときは、すぐに病院で診てもらってください。病院での検査と治療が最優先です。

こんなことは、ありませんか。

  • 毎日、手先を使う作業が多い
  • 前かがみの姿勢で過ごす時間が長い
  • 肩が前に入っている気がする
  • 背中をもんでもらっても、すぐ戻る
  • 胸のあたりが縮こまって、息がしにくい

手先の使いすぎが、なぜ胸や肩のつらさにつながるのでしょうか?
今日は、この疑問にお答えしていきます。

目次

「手先を使いすぎていますね」

腕を確かめると、腕が胸と肩を前へ引っぱっていました。

「使いすぎですか?」とお聞きすると、ご本人は「はい。毎日、仕事で」。

「手先を使いすぎていますね。こういう体勢が多すぎるんですよ」

手の疲れが、胸と肩を引っぱるしくみ

  • 手先を使いすぎて、手のひらや指が固まる
  • 腕から肘まで固まって、引っぱられる
  • 肩が前に入る
  • 胸が縮み、全体的に縮んで前に行く
  • 呼吸がしにくく、のども通りにくくなる

「肩が前に入っている。それが原因ですよ」。手のはしっこの疲れが、つながって胸まで届いていたのです。

背中をもんでも戻る理由

「背中をなんぼやっても、戻るんですよ。手の使いすぎやから、手の先からやらないと」

引っぱっている大もとが手と腕にあるのに、背中だけをほぐしても、また引っぱられて戻ってしまいます。この方が、マッサージで1〜2日しかもたなかったのも、そのためでした。

さらに、「上から押さえ込むようにやったら、ダメなんです。だんだん丸くなってしまうから」。縮んだ体は、押さえ込むのではなく、広げることが大切です。

手から整えると、順番に広がる

施術者があお向けの60代の女性の腕をやさしく伸ばしているイラスト

施術では、まず手から整えていきました。

  • 手をグッと握って、離して、力を抜く
  • 「パンパンに張っていますね」という手を、やさしくゆるめる
  • 手から肘へ、順番にゆるめる
  • 縮んで踏ん張っていた足も伸ばす
  • 最後に、胸を広げる

「順番に来ていますね」。手がゆるむと、腕、肘、胸へと、少しずつ広がっていきました。施術のあと、この方は肩が開いて、まっすぐ立てるようになりました。

施術のあと肩が開いて胸が広がり、笑顔で立つ60代の女性と、見守る施術者のイラスト

胸が広がると、のども通りやすくなり、呼吸も楽になっていきました。「胸が広がってくると、楽になるんですよ」

もし今、「検査では異常がないのに、つらい」「マッサージでも戻ってしまう」と感じておられるなら。一度だけでも、体を診せに来てください。あなたの体にも、まだできることがあります。

▼ 患者さんの声
当院に通われた患者さんの、実際の感想です。
下の文字をタップ(パソコンの方はクリック)すると、その方の「患者さんの声」のページを読むことができます。

▶ マッサージ等で良くならなかったのが、1度の治療で変化が出たのが嬉しい!
▶ 手指の強い張りがなくなり、足が軽くなった!

無意識の力は、癖になって残る

施術中、この方にこうお伝えしました。

「無意識に力が入るのが、癖になっているんです。仕事で一生懸命やっているから、それが残ってしまう。一回リセットしてあげないといけないんですよ」

一生懸命に働く人ほど、力を入れることに慣れて、抜くことを忘れてしまいます。休んでいるつもりでも、手や肩には力が入ったままなのです。

力が入りっぱなしの手は、固まって腕を引っぱり続けます。仕事が終わっても、その引っぱりは残ったまま。だから、一日の中で何度か「力を抜く時間」をつくってあげることが、胸や肩を守ることにつながります。

仕事の合間にできる「リセット」

仕事から帰って布団に横になり、胸を開いてくつろぐ60代の女性のイラスト
  • 手をグッと握って、パッと離して、力を抜く
  • 手をぶらぶら振って、指先の力を抜く
  • ときどき顔を上げて、ゆっくり息を吐く
  • 肩をぐっと上げて、すとんと落とす
  • 仕事から帰ったら、座らずに寝転ぶ

「座っていたら、どうしても前へ前へ行くんですよ。寝転んだら、胸が開きやすくなるんです」。帰ってからの過ごし方も、大切なリセットの時間です。

よくある質問

仕事を変えないと、良くならないですか?

仕事を変える必要はありません。合間に手の力を抜くリセットをして、帰ったら寝転ぶ時間を多くしてください。

手のどこから力を抜けばいいですか?

手をグッと握って、パッと離す。それだけで、力が抜けやすくなります。気づいたときに、何度でもしてください。

背中のマッサージは意味がないのですか?

引っぱっている大もとが手と腕にある場合、背中だけでは戻りやすくなります。手から順番に整えることが大切です。

どれくらいの間隔で、力を抜けばいいですか?

決まりはありません。作業がひと区切りついたとき、気づいたときに、手を握って離すだけでも十分です。

胸や肩のつらさで、病院に行ったほうがいいときは?

胸の痛みや締めつけが強いとき、冷や汗・息切れ・動悸があるとき、急に悪くなったときは、すぐに病院へ行ってください。

まとめ

はじめの問い「手先の使いすぎが、なぜ胸や肩のつらさにつながるのでしょうか?」の答えは、こうです。

手先を使いすぎると、手・腕・肘が固まって引っぱられ、肩が前に入り、胸が縮むからです。背中をもんでも戻るのは、引っぱる大もとが手にあるため。手から順番にゆるめると、胸は開いていきます。仕事中の無意識の力は癖になるので、合間に握って離すリセットをして、帰ったら寝転んでください。

「手先をよく使う仕事で、胸や肩がつらい」という方は、一度、久保整骨院にご相談くださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

ご不明な点はお気軽にお問い合わせください

完全予約制です。当日予約もお電話で受け付けております。

この記事を書いた人

院長 久保のアバター 院長 久保 院長 久保修一

久保整骨院 院長。柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の4つの国家資格を持つ治療家です。臨床歴は35年以上、延べ50万人以上の心身と向き合ってきました。1995年に大阪府泉南郡岬町で開院。手技や鍼灸などの東洋医学的アプローチに心理学(NLP)も取り入れ、こころと身体の両面から、お一人おひとりの不調の原因にアプローチしています。

コメント

コメントする

目次