ぎっくり腰で痛み止めは飲んでいい?コルセットとの使い分け

腰を痛めて、痛み止めやコルセットを使うか迷っている方へ

痛み止めもコルセットも、「使い分け」が大切です。使うときと使わないときが分かると、しっかり休んで早く回復するための助けになります。

こんにちは。大阪府泉南郡岬町、和歌山市から車で5分のところにある久保整骨院の院長、久保です。

30年以上にわたり、延べ50万人の患者さんの健康をサポートしてきました。

この記事の答え
  • 痛み止めは、痛みを止めているだけで、治すものではありません。痛くて眠れない・動けないときは、飲んで体を休めたほうが治りが早くなります。日常生活ができるくらいなら、飲まないほうがいいです。
  • 腰のベルト(コルセット)は、動くときはつけて、家でゆっくりするときや寝るときは外します。つけっぱなしにすると、自分で支える力が弱くなります。
  • お薬は決められた量と回数を守り、はじめての薬や、ほかに飲んでいる薬があるときは、医師や薬剤師に相談してください。

「腰が痛いとき、痛み止めを飲んでもいいんでしょうか?」
「腰のベルトは、したほうがいいですか?」

腰を痛めた方から、とてもよく聞かれる質問です。

私の答えは、どちらも同じです。「使い分けです」

腰にサポーターベルトを巻いて台所でゆっくり家事をする女性のイラスト

大切なこと:足のしびれや力が入らない感じ、おしっこの出方の変化、熱があるなど、いつもと違う症状があるときは、まず病院で診てもらってください。病院での検査と治療が最優先です。

お薬について:ほかにお薬を飲んでいる方、持病のある方は、痛み止めを飲む前に、必ず医師か薬剤師に相談してください。

腰を痛めたとき、痛み止めやコルセットは使ったほうがいいのでしょうか?
今日は、この疑問にお答えしていきます。

目次

ぎっくり腰で痛み止めを飲むのが怖い方へ

かがんだ瞬間に腰を痛めた、60代の女性。

頭痛のときに痛み止めを飲むことはあっても、腰痛で飲んだことは一度もないとのことでした。

テレビのコマーシャルで見る薬が、自分に合うかどうか分からない。だから、ちょっと怖い——そうおっしゃっていました。

痛み止めは「痛みを止めているだけ」

まず、知っておいていただきたいことがあります。

「痛み止めは、痛みを止めているだけです。治るわけじゃないんですよ」

  • 痛みを感じにくくするもの
  • 痛めたところを治すものではない
  • 痛みが消えたからといって、治ったわけではない
  • だから、痛みが消えても無理はしない

では、いつ飲めばいいのか

私がお伝えしたのは、こういうことです。

飲んだほうがいいとき

「寝られない、動けない、そんなときは、飲んで体を休めたほうが、治りがいいんですよ」

  • 痛くて、夜眠れない
  • 痛くて、横になっていられない
  • 体がずっと緊張して、休めない
  • 休めないと、治るものも治らない
リビングで横になってくつろぐ女性のイラスト

痛みで眠れないと、体はずっと身構えたままです。痛み止めで痛みをやわらげて、ぐっすり休む。そのほうが、結果として早く治ります。

飲まないほうがいいとき

「日常生活ができるくらいなら、飲まないほうがいいです」

  • 痛みはあるけれど、動ける
  • 夜も、なんとか眠れる
  • 痛みを消して無理に動くと、かえって悪化する
  • 痛みは「今は休んで」という体からのお知らせ

気をつけること

「量さえ間違えなければ」「合うかどうかは、人によって違いますから」

  • 決められた量と回数を、必ず守る
  • はじめての薬は、薬剤師さんに相談する
  • ほかに飲んでいる薬があれば、必ず伝える
  • 合わないと感じたら、すぐにやめて相談する

コルセット(腰のベルト)も「使い分け」

この方からは、こうも聞かれました。「ベルトみたいなのを、したほうがいいですか?」

私の答えは、こうです。

「動くなら、つけてください。家でゆっくりしているなら、つけないほうがいいです」

腰にサポーターベルトを巻いて台所でゆっくり家事をする女性のイラスト

つけたほうがいいとき

  • どうしても仕事や家事で動かないといけない
  • 外出して、長く歩く
  • 動くときに、腰を守るため

つけないほうがいいとき

  • 家で横になっている
  • ゆっくり過ごしている
  • 寝るとき
  • ずっとつけていると、自分で支える力が弱くなる

ベルトは、腰の代わりに支えてくれる道具です。つけっぱなしにすると、体は「自分で支えなくていい」と覚えてしまいます。

だから、必要なときだけ使う。これが、いちばん上手な使い方です。

いちばん大事なのは「休むこと」

横向きで膝を曲げて眠っている女性のイラスト

痛み止めも、ベルトも、目的は同じです。

体を休ませて、治る時間をつくること。

  • 痛み止め → 痛みで休めないときに、休めるようにする
  • ベルト → 動かないといけないときに、腰を守る
  • どちらも、治すのは体自身
  • 体が治るのは、休んでいるあいだ

もし今、「腰が痛くて動けない」「なんとなく体がおかしい」と感じておられるなら。一度だけでも、体を診せに来てください。あなたの体にも、まだできることがあります。

▼ 患者さんの声
当院に通われた患者さんの、実際の感想です。
下の文字をタップ(パソコンの方はクリック)すると、その方の「患者さんの声」のページを読むことができます。

▶ 腰痛で動けない状態が、その日のうちに動けるようになりました。
▶ どこに行っても良くならない腰痛が、再発しなくなって来ました。

痛みがあるときに、やってはいけないこと

膝の下にクッションを入れて仰向けで休んでいる女性のイラスト

痛み止めやベルトのほかにも、気をつけていただきたいことがあります。

  • 痛いところを、強くもんだり押したりしない
  • 痛いのをがまんして、ストレッチしない
  • 重いものを持たない
  • 長い時間、座りっぱなしにしない
  • 「動かしたほうが治る」と無理に動かない

痛めた直後は、とにかく体を休めることが最優先です。動くのは、痛みが落ち着いてからで大丈夫です。

迷ったら、相談してください

「この痛みで、薬を飲んでいいのかな」「ベルトをしたまま寝ていいのかな」——迷うことはたくさんあると思います。

当院では、施術だけでなく、痛めたあとの過ごし方も、一人ひとりに合わせてお伝えしています。お薬のことは医師や薬剤師に、体の使い方のことは私たちに、遠慮なくご相談ください。

よくある質問

湿布は貼ったほうがいいですか?

痛めた直後で熱を持っているときは、冷たい湿布で楽になることがあります。ただ、湿布も痛みをやわらげるものなので、貼ったから治るわけではありません。かぶれやすい方は長時間貼らないでください。

痛み止めを飲んで、仕事に行ってもいいですか?

どうしても行かないといけないときは、仕方ありません。ただ、痛みが消えたからといって無理はしないでください。帰ったら、しっかり横になって休んでください。

ベルトは、どれくらいの期間つければいいですか?

痛みが強い時期に、動くときだけ使うのが基本です。痛みが落ち着いてきたら、少しずつ外す時間を増やしていきましょう。

痛み止めを飲んでも、施術を受けられますか?

はい、受けられます。飲んでいる場合は、施術の前に教えてください。

まとめ

はじめの問い「腰を痛めたとき、痛み止めやコルセットは使ったほうがいいのでしょうか?」の答えは、こうです。

痛み止めは、痛みを止めているだけで、治すものではありません。眠れない・動けないときは、飲んで体を休めたほうが治りが早くなります。日常生活ができるくらいなら、飲まないほうがいい。腰のベルトも、動くときはつけて、家でゆっくりするときは外す。どちらも「使い分け」が大切です。

「痛み止めやベルトをどう使えばいいか分からない」という方も、一度、久保整骨院にご相談くださいね。

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この記事を書いた人

院長 久保のアバター 院長 久保 院長 久保修一

久保整骨院 院長。柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の4つの国家資格を持つ治療家です。臨床歴は35年以上、延べ50万人以上の心身と向き合ってきました。1995年に大阪府泉南郡岬町で開院。手技や鍼灸などの東洋医学的アプローチに心理学(NLP)も取り入れ、こころと身体の両面から、お一人おひとりの不調の原因にアプローチしています。

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