あなたに合った寝る姿勢は?~大の字型と横向き丸まり型~

こんにちは。大阪府泉南郡岬町、和歌山市から車で5分のところにある久保整骨院の院長、久保です。

30年以上にわたり、延べ50万人の患者さんの健康をサポートしてきました。

布団の中で横向きになり膝を軽く曲げて眠っている男性のイラスト

「良い寝方」と聞いて、どんな姿勢を思い浮かべますか?

仰向けで、背筋を伸ばして、まっすぐ。

そういうイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

ところが、実際に多くの患者さんの体を診ていると、楽な寝る姿勢は人によって違うことが分かります。

この記事では、自分に合った寝る姿勢の見つけ方をお話しします。

目次

体には2つのタイプがあります

仰向けで眠る人と横向きで丸くなって眠る人を対比したイラスト

長年、多くの方の体を診てきて分かったことがあります。

寝る姿勢について、人の体は大きく2つのタイプに分かれます。

1. 大の字型

仰向けで手足を伸ばして寝ると、体が楽になるタイプです。

2. 横向き丸まり型

横向きになって、体を少し丸めて寝るほうが体が整うタイプです。

そして大事なのは、これは生まれつきの体のつくりによるということです。

意志や癖の問題ではありません。どちらが良い・悪いということもありません。

自分と違うタイプで寝ると、しんどくなります。

先日、寝つきの悪さでお困りの患者さんが来られました。

体を診させていただくと、この方は横向き丸まり型でした。

実際、ご本人にうかがうと「横向きで寝ることが多いです」とおっしゃいます。

そして、こうも言われました。

「大の字で寝ると、あまり長く続けられないんです」

これは自然なことです。体が求めていない姿勢を続ければ、しんどくなるのは当然なのです。

「正しい寝方はこうだ」と聞いて、無理に仰向けで伸ばして寝ようとしている方がいらっしゃいます。

でも体に合っていなければ、その姿勢は休息になりません。

自分のタイプを確かめる方法

布団で仰向けになって体の感覚を確かめている女性のイラスト

では、どうやって自分のタイプを知ればいいのでしょうか。

いちばん確実なのは、実際に試して、体の感覚を確かめることです。

手順1:仰向けで、手足を軽く伸ばして寝てみる

体はどう感じるでしょうか。ゆるむ感じがするか、それとも突っ張る感じがするか。

手順2:横向きになって、体を少し丸めてみる

膝を軽く曲げます。こちらのほうが楽でしょうか。

手順3:しばらく続けてみる

一瞬の感覚だけでは分かりにくいことがあります。数分そのままでいて、体がゆるんでくるほうを選んでください。

そして、いちばん大事なポイントがあります。

気づいたら自然にとっている姿勢。それが、あなたの体が求めている姿勢です。

「つい横向きになってしまう」「気がついたら丸くなっている」

それは、体が正解を知っているということです。

共通して言えること

膝の下にクッションを入れて仰向けで休んでいる女性のイラスト

タイプに関わらず、多くの方に共通するポイントもあります。

1. 無理に伸ばさない

背筋をピンと伸ばそうとすると、体は緊張します。休むための姿勢に、頑張りは要りません。

2. 膝を軽く曲げる

膝を少し曲げると、腰まわりの負担が減ります。仰向けの方も、膝の下に何かを入れて軽く曲げると楽になることがあります。

3. 楽なところで止めておく

「もっと良い姿勢に」と動かし続けると、かえって体は緊張します。楽だと感じたところで止めてください。

寝る姿勢だけでは足りないこともあります

施術者が患者の背中を整えている場面のイラスト

寝る姿勢を変えても、眠りが変わらないことがあります。

その場合、体そのものが緊張して固まっている可能性があります。

肩の高さの左右差、骨盤のずれ、お腹やふくらはぎの張り。

こうした状態では、どんな姿勢をとっても体はゆるみません。まず体を整えることが必要になります。

よくある質問

仰向けで寝るのが良いと聞きましたが、違うのですか?

仰向けが合う方もいらっしゃいますが、全員ではありません。横向きで少し丸くなるほうが楽になる方もいます。ご自身の体の感覚を大切にしてください。

枕はどう選べばいいですか?

高さの正解は人によって違います。朝起きたときに首や肩がつらくないかを目安にしてみてください。

寝返りが多いのは良くないですか?

寝返り自体は自然なことです。ただ、体が緊張して落ち着かない場合もありますので、気になるようでしたら一度ご相談ください。

まとめ

「正しい寝方」は、ひとつではありません。

大の字で伸ばすほうが合う人もいれば、横向きで丸くなるほうが合う人もいます。

大切なのは、世間で言われている形に合わせることではなく、自分の体が楽だと感じる姿勢を見つけることです。

寝ても疲れが取れない、腰が痛いとお困りの方は、お気軽に久保整骨院までご相談くださいね。

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この記事を書いた人

院長 久保のアバター 院長 久保 院長 久保修一

久保整骨院 院長。柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の4つの国家資格を持つ治療家です。臨床歴は35年以上、延べ50万人以上の心身と向き合ってきました。1995年に大阪府泉南郡岬町で開院。手技や鍼灸などの東洋医学的アプローチに心理学(NLP)も取り入れ、こころと身体の両面から、お一人おひとりの不調の原因にアプローチしています。

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