しびれが「すごく」から「ちょっと」へ|60代男性の2回目で見えた、痛みの本当の原因は「座り方」でした【改善記録・続報】

こんにちは。大阪府泉南郡岬町、和歌山市から車で5分のところにある久保整骨院の院長、久保です。

30年以上にわたり、延べ50万人の患者さんの健康をサポートしてきました。

3ヶ月続いた、右のお尻から太もも裏、ふくらはぎのしびれ。湿布とストレッチでは何も変わらなかった60代の男性が、初回の施術で「腰が楽になった」お話を、先日ご紹介しました。

▶ 前回の記事: 3ヶ月続いた右のお尻〜足のしびれ。湿布とストレッチで変わらなかった60代男性が、初回で「腰が楽」になるまで【改善記録】

今回はその続きです。ちょうど1週間後、2回目に来られたときの体の変化と、そこではっきり見えてきた「本当の原因」についてお伝えします。

施術室で両足でしっかり立ち晴れやかな表情の男性のイラスト

こんなことはありませんか?

  • 座っていると、お尻や足がしびれてくる
  • 朝起きたときが、いちばんつらい
  • 病院で検査しても「異常なし」と言われた
  • 湿布やストレッチを続けても、変わらない
  • 立っていると、体がフラフラする

ひとつでも当てはまった方は、ぜひこのまま読み進めてください。

目次

1週間後——「しびれは、ちょっとになりました」

この男性は、車で回る営業のお仕事。週5日、長時間の運転が続きます。「早く来たかったけれど、仕事の都合で土曜日しか来られなくて」と、ちょうど1週間ぶりの来院でした。

まず、しびれの様子をお聞きしました。初回に来られたときは、「歩いていても立っていても、ずっと足がしびれている」という状態。それが——

「ちょっとしびれる、くらいですね」

度合いが、はっきり減っていました。ご本人は「あんまり変わってない気もするけれど」と控えめでしたが、私から見ると、大きな変化です。

体を見て、いちばん驚いたこと

実は、私がいちばん変化を感じたのは、しびれよりも「立ち姿」でした。

施術者が男性患者の姿勢の歪みを検査しているイラスト

初回に来られたとき、この方は立つのもフラフラで、押すとすぐに崩れてしまう状態でした。ところがこの日は、しっかり立てている。押しても安定している。

  • 足に力が入るようになった
  • 立っていて、ふらつかない
  • 体を支える力が戻り、腰にかかる負担が減っている

「最初に来たときと、全然違いますよ」とお伝えすると、「そうですか」と不思議そうな顔をされていました。体が元気になってきている証拠です。

残っている痛みの、本当の原因

では、なぜまだ痛みが残るのか。この日、原因がはっきりしました。

痛みが出るのは「座っているとき」だけだったのです。

椅子で背中が丸くなり骨盤が後ろに倒れた姿勢で腰を押さえる男性のイラスト

実際に椅子に座ってもらうと、背中が丸まり、骨盤が後ろに倒れた姿勢になっていました。この座り方をすると、骨盤の関節(仙腸関節)のところが押さえつけられ、そこから神経に当たってしまう。つまり、自分で自分の神経を押さえ込んでいる状態だったのです。

そこで、骨盤を立てて坐骨で座り直してもらうと——「今は、楽ですね」。その場で痛みが軽くなりました。

2回目の施術と、正座で見えた変化

この日は、硬くなっていた手をゆるめ、背中の丸まりを取り、骨盤まわりを整えていきました。手をよく使う方は、手が硬くなると背中まで丸まってしまうのです。

施術者がうつ伏せの男性患者の腰とお尻の境目に手を添えているイラスト

途中で、正座もしてもらいました。初回よりも骨盤が立つようになっています。まだ少し斜めに座ってしまいますが、骨盤の中心が、だんだん真ん中に寄ってきているのが分かりました。

背すじを伸ばして楽に正座する男性のイラスト

施術のあと、もう一度立ってもらうと、体がさらに安定。「前に来た先週より、今日のほうが確実にマシになっています」とお伝えしました。

これからは「座り方を体に覚えさせる」段階

体はもう、治る体になっています。ここから先は、正しい座り方を体に定着させることが課題です。

  • 痛みが出たら、「座り方が悪いのでは」と考えて、立って座り直す
  • お尻の皮膚を軽く上げてから、坐骨で椅子に座る
  • おへそを、ほんの少し前に出す
  • 車のシートは倒しすぎず、前上がりに
  • これを何度も繰り返すうちに、体が覚えていく

丸く座る癖は、長い年月でついたもの。一度の施術では戻りません。だから、痛みは「出たり出なかったり」しながら、少しずつ減っていきます。いきなり完全には治らないのです。

どこに行っても良くならない腰痛が、再発しなくなって来ました。
全身のだるさ、しびれがかなり楽になった!

よくある質問

1週間で、痛みは完全になくなりますか?

なくなりません。この男性も、しびれの度合いは減りましたが、座り方が崩れると痛みが出ます。原因が「長年の座り癖」なので、体が新しい座り方を覚えるまでは、出たり出なかったりを繰り返しながら減っていきます。

しびれが減ったのに、痛みが残るのはなぜですか?

体の歪みが取れて支える力が戻ると、まずしびれや全体のつらさが減ります。残る痛みは、特定の姿勢(この方の場合は座り方)で神経が押さえられることによるもの。姿勢が変われば、これも減っていきます。

仕事を休まないと治りませんか?

休めるなら、座る時間を減らして寝転がるほうが治りは早いです。ただ、現実には難しい方がほとんど。その場合は、仕事を続けながら、こまめに立って座り直すことで治していきます。

何回くらい通えばいいですか?

この男性は、最初の3〜4回は週2回ほどを目安にお伝えしました。良い状態が保てるようになれば10日、2週間と間隔をあけ、最終的には月1〜2回のメンテナンスへ移っていきます。

まとめ

1週間後の2回目。しびれは「すごくしびれる」から「ちょっとしびれる」へ減り、フラフラだった体はしっかり立てるように。そして、残る痛みの原因は「骨盤が後ろに倒れた座り方」だとはっきりしました。ここから先は、正しい座り方を体に覚えさせる段階です。

「座っていると足がしびれる」という方は、一度、久保整骨院にご相談くださいね。

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この記事を書いた人

院長 久保のアバター 院長 久保 院長 久保修一

久保整骨院 院長。柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の4つの国家資格を持つ治療家です。臨床歴は35年以上、延べ50万人以上の心身と向き合ってきました。1995年に大阪府泉南郡岬町で開院。手技や鍼灸などの東洋医学的アプローチに心理学(NLP)も取り入れ、こころと身体の両面から、お一人おひとりの不調の原因にアプローチしています。

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