正座ができない膝の痛み|ねじらず・ゆっくり正座を取り戻す方法

膝が痛くて、正座ができなくなった方へ

人の体は、もともと正座ができるようにできています。「ねじらず・ゆっくり・何回か」のコツで、正座を少しずつ取り戻していく方法をお伝えします。

こんにちは。大阪府泉南郡岬町、和歌山市から車で5分のところにある久保整骨院の院長、久保です。

30年以上にわたり、延べ50万人の患者さんの健康をサポートしてきました。

この記事の答え
  • 人間の体は、本来みんな正座ができるようにできています。できないのは、歪みやねじれで、膝が本来の動きをできなくなっているからです。
  • 正座を取り戻すコツは「ねじらず・ゆっくり・何回か」。膝を正面に向けたまま曲げ、痛みが出る手前で止めて、何回か繰り返します。
  • 練習は、お風呂上がりの体が温まっているときがおすすめです。ねじった・ひねった感じがしたら、すぐやめてください。

「膝が痛くなってから、正座ができない」
「正座なんて、もう何年もしていない」
「無理にしないほうがいいと思っていた」

実は、正座ができない体は、膝を守れない体です。今回は、膝をひねった60代女性が、施術中に正座ができるようになったお話をもとに、「正座を取り戻す」大切さをお伝えします。

畳の上でゆっくり正座をしている女性のイラスト

膝を悪くして正座ができなくなったら、あきらめるしかないのでしょうか?
今日は、この疑問にお答えしていきます。

目次

膝を悪くしてから、正座をやめていませんか

先日、2回目に来られた60代の女性。テニスで右膝をひねった方ですが、実は以前に左膝も悪くしたことがあり、それ以来、正座ができなくなっていました。左膝は、内側が痛むそうです。

「正座は、あまりしないですか?」とお聞きすると、「全然しないです」。膝が悪くなってから、しゃがむのも座るのも、避けてこられたのです。

人間の体は、みんな正座ができるようにできている

私がいつもお伝えしているのは、こういうことです。人間の体は、本来、全員が正座できるようにできています。できないのは、体に歪みやねじれがあって、膝が本来の動きをできなくなっているから。

正座ができない体で起きること

  • 膝が最後まで曲がらないので、膝まわりの筋肉が硬いまま
  • 片方の膝をかばって座るので、もう片方や腰に負担がかかる
  • しゃがむ・立つの動きが不安定になり、ケガをしやすい
  • 膝の中の血のめぐりが悪くなり、治りが遅くなる

この女性も、左膝をかばって右足ばかり使っていたことが、今回の右膝のケガにつながっていました。左膝にかかりすぎると、違うところでケガをする——まさにその通りだったのです。

テニスコートで膝を押さえてしゃがみ込む女性のイラスト

「ねじらず・ゆっくり・何回か」で、正座を取り戻す

では、どうやって正座を取り戻すのか。大切なのは、次の3つです。

1. ねじりながら座らない

膝を痛める人の座り方には、共通点があります。膝をねじりながら、体をひねりながら座ってしまうこと。まっすぐ、足をそろえて、膝を正面に向けたまま曲げていきます。

2. いける範囲で、ゆっくり

痛いところまで無理に押し込みません。「ここが限界」というところで止めて、そこからゆっくり戻る。限界のところで、まっすぐの姿勢を保つのがコツです。

3. 何回か繰り返す

1回で最後までいかなくて大丈夫。何回かゆっくり繰り返すうちに、だんだん曲がるようになっていきます。

施術者が女性患者の膝をやさしく確認しているイラスト

施術中に、正座ができるようになった

この女性にも、体を整えたあとで、この3つを意識して正座に挑戦してもらいました。最初は「これが限界」というところから。硬いところをゆるめて、もう一度。

何回か繰り返すうちに——「ちゃんと曲がるようになった」。ご本人も、ご自身の膝を見て驚いておられました。

正座は、長くしたほうがいい。私はそう考えています。正座ができる膝は、最後までしっかり曲がる膝。曲がる膝は、血のめぐりが良く、ケガをしにくく、治りも早いのです。

家でできる、正座の練習

  • やわらかい敷物の上で、足をそろえて膝立ちになる
  • 膝を正面に向けたまま、ゆっくりお尻を下ろしていく
  • 痛みが出る手前で止めて、まっすぐの姿勢を保つ(10秒ほど)
  • ゆっくり戻す。これを3〜5回
  • お風呂上がりの、体が温まっているときがおすすめ
  • ねじった・ひねった感じがしたら、すぐやめる
お風呂で湯船につかりリラックスする女性のイラスト

大切なのは、「できない」と決めつけないこと。体を整えて、ねじらず、ゆっくり、何回か。膝は、少しずつ本来の動きを思い出していきます。

▼ 患者さんの声
当院に通われた患者さんの、実際の感想です。
下の文字をタップ(パソコンの方はクリック)すると、その方の「患者さんの声」のページを読むことができます。

▶ 腰痛、ひざの痛みも消え正座もでき気力が出て来ました!
▶ 正座が出来かったのが治療中に出来るようになった!

正座は、膝の「点検」にもなる

正座ができるかどうかは、膝の状態を知る、いちばん簡単な目安でもあります。

  • 両膝がそろって最後まで曲がる → 膝の動きが保たれている
  • 片方だけ曲がりにくい → 歪みやねじれがあり、負担が偏っている
  • 曲げると内側や外側が痛い → 膝の中に負担がたまっているサイン
  • 以前できていたのに、できなくなった → 早めに整えるタイミング
施術者が女性患者の肩の高さを検査しているイラスト

この女性のように、「膝が悪くなってから正座をやめた」という方は多いです。でも、やめている間に膝はさらに固まり、次のケガの土台ができてしまいます。

週に1回でもいい。お風呂上がりに、ゆっくり正座を試してみてください。「今日はここまで曲がった」という変化が、膝の回復を教えてくれます。

よくある質問

膝が痛いのに、正座をしていいのですか?

痛みが強いときや、腫れているとき、水がたまっているときは無理をしないでください。そのうえで、体を整えながら、痛くない範囲でゆっくり進めていきます。

何年も正座をしていません。今からでもできますか?

はい。この女性も、左膝を悪くしてから長く正座をしていませんでしたが、施術中に曲がるようになりました。体の歪みとねじれを整えれば、膝は本来の動きを取り戻せます。

正座をすると、膝に悪いと聞きました。

ねじりながら座る、無理に押し込む、という座り方は膝に悪いです。でも、まっすぐ・ゆっくり・痛くない範囲で行う正座は、膝の動きを保つ良い習慣です。座り方が大切なのです。

片方の膝だけ曲がりません。

片方だけ曲がらない体は、もう片方に負担が偏り、腰やもう片方の膝を痛めやすくなります。歪みを整えて、両方の膝が同じように曲がる体に戻していきましょう。

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まとめ

はじめの問い「膝を悪くして正座ができなくなったら、あきらめるしかないのでしょうか?」の答えは、こうです。

人間の体は、本来みんな正座ができるようにできています。できないのは、歪みやねじれで膝が本来の動きを失っているから。片方をかばうと、違うところでケガをします。ねじらず・ゆっくり・何回か。正座を取り戻すことが、膝を守ることにつながります。

「膝が悪くなってから正座ができない」という方は、お気軽に久保整骨院までご相談くださいね。

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この記事を書いた人

院長 久保のアバター 院長 久保 院長 久保修一

久保整骨院 院長。柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の4つの国家資格を持つ治療家です。臨床歴は35年以上、延べ50万人以上の心身と向き合ってきました。1995年に大阪府泉南郡岬町で開院。手技や鍼灸などの東洋医学的アプローチに心理学(NLP)も取り入れ、こころと身体の両面から、お一人おひとりの不調の原因にアプローチしています。

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