ケガの治りが遅いのは「エネルギー不足」かも|気力が落ちると治りにくく、上がると回復が早い理由

こんにちは。大阪府泉南郡岬町、和歌山市から車で5分のところにある久保整骨院の院長、久保です。

30年以上にわたり、延べ50万人の患者さんの健康をサポートしてきました。

「ケガをしたのに、なかなか治らない」
「病院で異常なしと言われたのに、痛みが引かない」
「ケガをしてから、なんだかやる気が出ない」

もしかすると、治りが遅いのは、ケガそのものではなく「体のエネルギー」のせいかもしれません。今回は、膝をひねった60代女性の例をもとに、エネルギーとケガの治りの関係をお伝えします。

施術者が女性患者の頭の上に両手をかざしてエネルギーを整えているイラスト
目次

膝は治りかけているのに、エネルギーが1割

先日、2回目に来られた60代の女性。テニスで右膝をひねって、数日前に初回の施術を受けた方です。

膝を確かめると、足は「だいぶ良い状態」で、治りかけていました。ところが、体のエネルギーを見ると、1割ほどしかありません。体を支える力は小学2〜3年生くらいで、押すとグラグラ。心の状態も落ちていました。

お話を聞くと、ここ数日、ストレスの多い出来事が続いていたそうです。「家にいると気力が落ちる」とも。ケガの治りを邪魔していたのは、膝ではなく、このエネルギー不足だったのです。

なぜ、エネルギーが落ちると治りが遅くなるの?

1. 治す力は、エネルギーから生まれる

体は、傷ついたところを自分で治す力を持っています。でも、その力を働かせるには、エネルギーが必要です。エネルギーが1割しかない体は、治す作業に回す力が残っていません。

2. ストレスは、エネルギーを大きく削る

心配ごと、悩みごと、環境の変化。こうしたストレスは、体のエネルギーを想像以上に削ります。ケガをして思うように動けないこと自体も、ストレスになります。

3. エネルギーが落ちると、体を支える力も落ちる

エネルギーが落ちた体は、踏ん張りがきかず、グラグラします。すると、痛めた膝に余計な負担がかかり、治りがさらに遅くなる。悪循環です。

ソファでうつむいて気分が沈んでいる女性のイラスト

エネルギーが上がると、体はすごく治りやすくなる

逆に言えば、エネルギーが上がると、体はすごく治りやすくなります。この女性には、膝の前に、まずエネルギーを上げることにしました。

たまった疲れを抜いて、気を入れる。するとその場で、エネルギーは7〜8割へ。

  • グラグラだった体幹が、しっかり踏ん張れるように
  • 手にも足にも、力が入る
  • 重心が真ん中に戻る
  • 施術の最後には、体を支える力が「中学生以上」に
両足でしっかり床を踏みしめて笑顔で立つ女性のイラスト

「さっきと全然違うでしょ」——エネルギーが上がっただけで、体は別人のように安定しました。ここから膝を整えると、回復がぐっと早くなります。

エネルギーが落ちているサイン

自分のエネルギーが落ちているかどうか、次のことで確かめてみてください。

  • 朝、起きたときから体が重い
  • 家にいると、やる気が出ない
  • 目の前が、なんとなく暗く感じる
  • 立っていると、ふらつく・踏ん張れない
  • ケガや不調の治りが、いつもより遅い
  • 考えごとをすると、「うっ」と気持ちが沈む

3つ以上当てはまる方は、エネルギーがかなり落ちている可能性があります。

エネルギーを保つために、毎日できること

  • 朝、カーテンを開けて光を浴びる
  • 短くてもいいので、外に出て歩く。家にこもらない
  • ぬるめのお風呂で体を温め、早めに眠る
  • ケガをしていても、動かせるところは動かす
  • 「ええか」と思える考え方を、意識してみる
  • 疲れがたまる前に、体を整える
公園を軽やかに散歩する女性のイラスト

エネルギーは、放っておくとストレスで削られていきます。ためこむ前に、戻してあげることが大切です。

体の歪みが取れエネルギーも回復し気分も楽になります。
歪みが取れて体に力が戻り、前向きな気持ちになれた!

体を支える力は「小学2〜3年生」から「中学生以上」へ

当院では、体を支える力を、押したときの踏ん張りで確かめます。この女性は、来られたときは小学2〜3年生くらい。少し押すだけでグラグラでした。

エネルギーを上げ、歪みを整えると、施術の最後には「中学生以上」。私が体を押してもしっかり踏ん張れる体になっていました。

両足でしっかり床を踏みしめて笑顔で立つ女性のイラスト
  • 支える力が弱い → 膝に体重がまっすぐ乗らず、痛めた場所に負担が集まる
  • 支える力が戻る → 重心が真ん中に入り、膝が守られる
  • だから、エネルギーを上げることが、膝を治す近道になる

ケガをした場所を治すのは、最終的にはご自身の体です。その体に力がなければ、どんな治療も効きにくい。まず体に力を戻す——これが、当院が大切にしている順番です。

よくある質問

エネルギーって、何ですか?

体を動かし、治し、守るための「元気のもと」です。当院では、体の反応を検査して、エネルギーがどれくらい残っているかを確かめます。落ちていれば、疲れを抜いて気を入れ、その場で戻していきます。

ケガの治療なのに、気持ちの話をされるのはなぜですか?

気持ちと体は、切り離せないからです。ストレスで気持ちが落ちると、エネルギーが落ち、体の治りが遅くなります。逆に体が整うと、気持ちも明るくなります。両方を一緒に見るのが当院のやり方です。

エネルギーが上がると、痛みも取れますか?

エネルギーが上がると、体を支える力が戻り、痛めた場所への負担が減ります。それだけで痛みが軽くなる方も多いです。そのうえで、痛めた場所を整えていきます。

一度上がったエネルギーは、続きますか?

ストレスや疲れで、また落ちることはあります。だから最初は1週間以内に確認し、良い状態が保てるようになったら間隔をあけていきます。自分でエネルギーを保てる体を目指します。

まとめ

ケガの治りが遅いとき、原因はケガそのものではなく、体のエネルギー不足かもしれません。ストレスでエネルギーが落ちると、治す力も支える力も落ちます。エネルギーを上げると、体はすごく治りやすくなります。

「治りが遅い」「やる気が出ない」という方は、お気軽に久保整骨院までご相談くださいね。

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この記事を書いた人

院長 久保のアバター 院長 久保 院長 久保修一

久保整骨院 院長。柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の4つの国家資格を持つ治療家です。臨床歴は35年以上、延べ50万人以上の心身と向き合ってきました。1995年に大阪府泉南郡岬町で開院。手技や鍼灸などの東洋医学的アプローチに心理学(NLP)も取り入れ、こころと身体の両面から、お一人おひとりの不調の原因にアプローチしています。

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