「よくなった」を口に出すと、体は変わります~回復を早める伝え方~

こんにちは。大阪府泉南郡岬町、和歌山市から車で5分のところにある久保整骨院の院長、久保です。

30年以上にわたり、延べ50万人の患者さんの健康をサポートしてきました。

整骨院で施術者と患者が向かい合って和やかに話している場面のイラスト

施術を受けているとき、こんなふうに思ったことはありませんか?

「何か変わった気がするけど、うまく言えない」

「本当に良くなっているのか、自分でも分からない」

そして結局、何も言わずに帰える。

実はこの「言わないこと」が、もったいないのです。

この記事では、施術を受ける側の関わり方についてお話しします。

目次

感覚は、本人にしか分かりません

患者が体の感覚を伝えている場面のイラスト

体の状態には、外から見て分かるものと、分からないものがあります。

肩の高さや骨盤のずれは、診れば分かります。

でも、「よく眠れたかどうか」「体が楽になったかどうか」は、ご本人にしか分かりません。

ですから、施術中も施術後も、ご本人の言葉がとても大切な情報になります。

先日来られた患者さんにも、最初にこうお伝えしました。

「分かることは言ってください。分からないときは、分からないと言ってもらったほうがいいです」

「分からない」も、大事な答えです

患者が正直に首をかしげ、施術者がうなずいている場面のイラスト

ここで、多くの方が気にされることがあります。

「変わったと言わないと、失礼ではないか」

「先生に悪いから、良くなったと言っておこう」

その気遣いは要りません。

分からないときは「分からない」と正直に言っていただくほうが、はるかに助かります。

変化を感じていないのに「良くなりました」と言われてしまうと、こちらは判断を誤ります。

正直に言っていただければ、別の角度からアプローチできます。

遠慮は、回復を遅らせます。

気づいた変化は、その場で言葉にしてください

施術者が患者の話に耳を傾けている場面のイラスト

逆に、少しでも変化を感じたときは、ぜひその場で口に出してください。

先日の患者さんも、施術中にこう言われました。

「あ、違う」

「なんかすごい、太もものあたりに来た気がする」

「変わりました」

こうした一言があると、どこがどう変わったのかが分かります。次にどこを整えればいいかの手がかりにもなります。

そして、言葉にすることには、もうひとつ意味があります。

自分の変化に気づく力が育ちます

朝、体の調子を確かめて背伸びをしている女性のイラスト

不調が長く続いている方ほど、体の変化に鈍くなっています。

しんどい状態が「普通」になってしまい、少し良くなっても気づけない。

でも、良くなったことを自分で確認して、口に出すようにしていくと、少しずつ変化を捉える力が戻ってきます。

  • 「今日は肩が軽い」
  • 「昨日はよく眠れた」
  • 「朝、起きるのがつらくなかった」

こうした小さな気づきを言葉にする。

それを続けていくと、自分の体の状態が自分で分かるようになっていきます。

自分で分かるようになれば、調子が落ちたときにも早く気づけます。早く気づけば、早く手を打てます。

これは、健康を保つうえでとても大きな力になります。

今日からできる3つのこと

一日の終わりに穏やかに過ごしている女性のイラスト

1. 施術中に感じたことは、その場で言う

うまく言葉にできなくても構いません。「なんか違う」で十分です。

2. 分からないときは「分からない」と言う

気を遣う必要はありません。正直な答えが、いちばん役に立ちます。

3. 一日の終わりに、体について良かったことをひとつ思い出す

「今日は体が軽かった」でも「よく眠れた」でも構いません。良くなった部分に目を向ける習慣をつくりましょう。

よくある質問

うまく症状を説明できません。それでもいいですか?

十分です。「なんとなくしんどい」「ここが重い」だけでも大切な情報になります。言葉にしにくいことも、そのままお話しください。

変化を感じないと言うと、失礼になりませんか?

まったく失礼ではありません。むしろ正直に言っていただくほうが助かります。感じていないのに合わせていただくと、判断を誤ってしまいます。

前回言い忘れたことがあります。次回でもいいですか?

もちろんです。思い出したときにお聞かせください。小さなことでも構いません。

まとめ

体の感覚は、ご本人にしか分かりません。

だからこそ、感じたことを言葉にしていただくことが、施術の精度を上げていきます。

そして言葉にする習慣は、ご自身が体の変化に気づく力を育てます。

遠慮せず、感じたままをお聞かせください。それが、回復への近道です。

体のことでお困りのことがあれば、お気軽に久保整骨院までご相談くださいね。

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この記事を書いた人

院長 久保のアバター 院長 久保 院長 久保修一

久保整骨院 院長。柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の4つの国家資格を持つ治療家です。臨床歴は35年以上、延べ50万人以上の心身と向き合ってきました。1995年に大阪府泉南郡岬町で開院。手技や鍼灸などの東洋医学的アプローチに心理学(NLP)も取り入れ、こころと身体の両面から、お一人おひとりの不調の原因にアプローチしています。

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