「ストレスですね」と言われても分からない方へ|気づけない人ほど、体にサインが出ています

こんにちは。大阪府泉南郡岬町、和歌山市から車で5分のところにある久保整骨院の院長、久保です。

30年以上にわたり、延べ50万人の患者さんの健康をサポートしてきました。

「ストレスですね、と言われました」
「でも、自分ではそんなに感じていないんです」
「じゃあ、どうすればいいの?」

病院で言われる「ストレスから離れてください」という言葉。もっともですが、それだけでは何も解決しません。今回は、ご自身ではストレスに気づけないまま体を壊していた30代後半の女性のお話です。

こたつのある和室で床に横座りをしている女性のイラスト
目次

「自分ではそんなにひどいと思ってない」

この女性は、30代に入ったころから、胃の不調をはじめ、いくつもの症状が出はじめました。内科、心療内科、耳鼻科と回りましたが、言われるのは「ストレスでしょう」。

私が「ストレス、自分では分かりますか?」とお聞きすると、こう答えられました。

「まったくないかと言われると、そうじゃないですけど…。でも、自分ではそんなにひどいとは思っていなくて」

そして、こうも。「気づきにくくて、昔からしんどいんです」

気づけない人ほど、体に出る

30年、たくさんの患者さんを診てきて、こういう方をよく見てきました。

  • 体はボロボロなのに、本人はストレスを感じていない
  • 「みんなこれくらいでしょ」と思っている
  • しんどさを、忘れようとして頑張ってしまう
  • 人に気を遣いすぎて、自分のことが後回しになる
  • 休むことに、罪悪感がある

忘れようとして無理に頑張っていると、その分どこかに溜まってきます。そして、気持ちではなく体に症状として出てくるのです。

だから私は、こう考えています。ストレスに気づけないなら、体の反応から逆算すればいい。

体は正直に、サインを出している

この女性の体を検査すると、こんな状態でした。

施術者が女性患者の姿勢の歪みを検査しているイラスト
  • 自分では「まっすぐ」のつもりが、体が大きく左にずれている
  • 体を支える力が、小学2〜3年生ほどしかない
  • 肩がカチカチで、前に巻き込んでいる。しかも自分では自覚がない
  • お腹が硬く、圧迫されている
  • 頭まで歪んでいて、天井を見ているつもりが横を向いている
  • 体のエネルギーは、1割

「肩、こっていますか?」とお聞きすると、「自分ではよく分からなくて」。これは珍しいことではありません。ずっと張っていると、人間はそれが普通だと思ってしまうのです。

気持ちは気づかなくても、体は正直です。体の状態を見れば、どれだけ負担がかかっていたかがはっきり分かります。

「ストレスをなくす」より、できること

ストレスをゼロにするのは、現実的ではありません。仕事も生活も、続いていきます。

でも、ストレスを受けても崩れにくい体をつくることはできます。

施術者が女性患者の肩にそっと手を添え、女性がうとうとしているイラスト

1. 神経を落ち着かせる

緊張して働きすぎている神経を、やさしい刺激で休ませる。きつい刺激は逆効果です。この女性も、施術中はうとうとしながら、体が自分でゆるんでいきました。

2. 体を支える力を戻す

力のない体は、それだけで毎日が重労働です。支える力が戻ると、同じ生活でも疲れ方が変わります。この方は、施術後に体幹の力が約3倍になりました。

3. めぐりを良くする

血と気の流れが戻ると、頭も体も軽くなります。実際、施術のあとに頭痛が消え、耳の違和感がなくなり、手が温かくなりました。

日常で「自分をゆるめる」習慣

  • お風呂にゆっくりつかる時間をつくる
  • 帰ったら、まず寝転がる。頑張ってから休むのではなく、先に休む
  • 「しんどい」と口に出してみる。がまんを習慣にしない
  • 睡眠時間を少し増やす。5時間なら、まず6時間を目指す
  • やりたくないことを、ひとつ手放してみる
  • 自分の体の変化に、気づく練習をする
ソファで穏やかに休む女性のイラスト

最後の「気づく練習」が、実はいちばん大事です。施術を受けて体が楽になると、「あ、今までしんどかったんだ」と初めて分かる方がたくさんいます。

体調不良が無くなり、気持ちが前向きになった!
自律神経失調症と肩の痛みがすごく良くなりました!

「体が楽になって、初めて分かる」こと

施術を受けた方から、よくこんな言葉を聞きます。

「今まで、しんどかったんですね」

両手を広げて晴れやかな笑顔の女性のイラスト

体が軽くなって初めて、それまでの重さに気づくのです。ずっと重い荷物を背負っていた人が、下ろした瞬間に「こんなに重かったのか」と分かるのと同じです。

  • 肩が「こっていた」と、ゆるんでから気づく
  • 頭が「重かった」と、軽くなってから気づく
  • 呼吸が「浅かった」と、深くなってから気づく
  • 「がんばりすぎていた」と、力が抜けてから気づく

この女性も、施術後に「すごい」「頭もすっきりしてる」と何度も言っておられました。ストレスに気づけなくても大丈夫です。体が楽になれば、あとから分かります。まずは、体を整えるところから始めましょう。

よくある質問

ストレスの自覚がなくても、施術は効きますか?

はい。自覚の有無にかかわらず、体には必ず状態が出ています。体の緊張をゆるめ、支える力を戻すことで、結果として気持ちも楽になる方がほとんどです。

心療内科に通っています。並行して受けられますか?

はい、受けていただけます。病院の治療は続けてください。当院は、体の面から回復をお手伝いする立場です。お薬の増減は、必ず主治医とご相談ください。

「休んでください」と言われても、休めません。

完全に休む必要はありません。帰ったらまず10分寝転がる、お風呂につかる、といった小さな習慣で十分に変わります。大きく変えようとせず、できるところから始めましょう。

自分がストレスを溜めているか、知る方法はありますか?

体に聞くのがいちばん確実です。肩の硬さ、体を支える力、姿勢の歪み、お腹の張り。当院では検査でこれらを確かめ、ご本人にも触って実感していただきます。

まとめ

ストレスに気づけない方ほど、体に症状として出ます。気持ちでは分からなくても、肩の硬さ、体の歪み、支える力の低下という形で、体は正直にサインを出しています。ストレスをなくすより、崩れにくい体をつくることから始めましょう。

「ストレスと言われるけれど、自分では分からない」という方は、お気軽に久保整骨院までご相談くださいね。

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この記事を書いた人

院長 久保のアバター 院長 久保 院長 久保修一

久保整骨院 院長。柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の4つの国家資格を持つ治療家です。臨床歴は35年以上、延べ50万人以上の心身と向き合ってきました。1995年に大阪府泉南郡岬町で開院。手技や鍼灸などの東洋医学的アプローチに心理学(NLP)も取り入れ、こころと身体の両面から、お一人おひとりの不調の原因にアプローチしています。

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