整骨院に通いすぎていませんか?治療回数を減らしていくのが本当のゴール

治療に通うのが、やめられなくなっている方へ

「楽になる」と「治る」は、ちがいます。通う回数を少しずつ減らしていけると、治療に頼らず自分で調子を保てる体に近づけます。

こんにちは。大阪府泉南郡岬町、和歌山市から車で5分のところにある久保整骨院の院長、久保です。

30年以上にわたり、延べ50万人の患者さんの健康をサポートしてきました。

この記事の答え
  • 治療の直後に楽になるのは、刺激で一時的に血が流れたり、筋肉がゆるんだりするからです。「楽になる」と「治る」は違います。
  • 本当のゴールは、治療の回数を減らしていくこと。良い状態が保てるようになったら、10日、2週間、3週間と間隔をあけていきます。
  • 施術のあと良い状態が前より長く続く、朝の体の重さが減ってきた、などは、間隔をあけていけるサインです。

「週に何度も治療に通っている」
「行くと楽になるから、やめられない」
「でも、通っているわりに、体は良くなっていない気がする…」

もし心当たりがあるなら、今日のお話は、少し耳が痛いかもしれません。でも、大切なことなので、正直にお伝えします。

肩を押さえてがっかりしている女性のイラスト

整骨院に通うと楽になるのに、なぜ良くならないのでしょうか?
今日は、この疑問にお答えしていきます。

目次

2日に1回通っても、体は疲れきっていた

来院された40代の女性は、10年以上、週に3回ほど——つまり2日に1回のペースで、いろいろな治療を受け続けてきました。

「行くと楽になるんです。でも、すぐ戻るんです」

検査をすると、体はエネルギーが1割ほどで、全身が緊張したまま。10年間、これだけ治療を受けてきた体とは思えないほど、疲れきっていました。

「楽になる」と「治る」は、違います

治療を受けた直後に楽になるのは、刺激で一時的に血が流れたり、筋肉がゆるんだりするからです。でもそれは、体が自分で治ったわけではありません。

だから、数日たてば元に戻る。戻るからまた通う。この繰り返しでは、体はいつまでも「誰かに治してもらう体」のままで、自分で治る力が育たないのです。

さらに、治療の刺激そのものが、体にとっては負担になります。週に何度も刺激を受け続ければ、体は休むひまがありません。

本当のゴールは「回数を減らしていくこと」

当院が目指しているのは、治療回数を減らしていくことです。

施術者が女性患者の肩にそっと手を添え、女性がうとうとしているイラスト
  • 最初は、1週間以内にもう一度。良い状態がどれくらい保てるかを確かめる
  • 保てるようになったら、10日、2週間、3週間と、少しずつ間隔をあける
  • 5〜7回ほどで多くの方が調子を上げ、最後は月1〜2回のメンテナンスへ

間隔をあけていけるのは、体が「自分で良い状態を保てる」ようになってきた証拠です。逆に、ずっと同じ回数で通い続けなければならないなら、その治療は体を育てていないのかもしれません。

「自分で治る体」をつくる、という考え方

私が施術で行っているのは、体を治すことではなく、体が自分で治りやすい状態をつくることです。

施術者が女性患者の姿勢の歪みを検査しているイラスト

やさしい刺激で緊張をゆるめ、歪みを整え、エネルギーが回る状態にしてあげると、あとは体が勝手に治っていきます。この女性も、初回の施術のあと「座っているだけで楽」になりましたが、本当の変化はこれからです。

治療に使っていた時間とお金を、大好きな趣味や、家族との時間に使えるようになること。それが、私の考える「治る」です。

両手を広げて晴れやかな笑顔の女性のイラスト

▼ 患者さんの声
当院に通われた患者さんの、実際の感想です。
下の文字をタップ(パソコンの方はクリック)すると、その方の「患者さんの声」のページを読むことができます。

▶ 評判が良かったので、定期的に受診して体調が良くなった。
▶ 腰痛、背中の痛みが定期的の施術で出なくなった!

通院の間隔をあけていける体のサイン

通院の間隔をあけられるかどうかは、体が教えてくれます。次のようなサインが出てきたら、体が育ってきた証拠です。

  • 施術のあと、良い状態が前より長く続くようになった
  • 朝、起きたときの体の重さが減ってきた
  • 痛みが出ても、一晩寝ると軽くなるようになった
  • 「力を抜いて」と言われて、抜けるようになった
  • 天気や気圧で、体調がくずれにくくなった
布団でゆっくり眠る女性のイラスト

逆に、通っても通っても同じところがつらい、翌日にだるさが強く出る、という場合は、刺激が体に合っていないのかもしれません。そんなときは遠慮なく、「もう少しやさしくしてほしい」と伝えてくださいね。体の声を聞きながら進めるのが、いちばんの近道です。

よくある質問

今通っている治療をやめるべきですか?

やめるかどうかは、ご自身の体の反応で決めてください。翌日にだるさや痛みがぶり返す、通っても良くなっていかない——そう感じるなら、見直すタイミングかもしれません。

間隔をあけて、悪くならないか不安です。

だから最初は、1週間以内にもう一度見せていただきます。良い状態が保てているかを確認しながら、少しずつあけていくので、ご安心ください。戻ったら、また整えます。

メンテナンスの通院も「通いすぎ」になりませんか?

月1〜2回のメンテナンスは、悪くなる前に整える予防の通院です。「戻るからまた通う」の繰り返しとは目的が違います。良い状態を保つための、いわば点検ですね。

▶ あわせて読みたい:整骨院って、どれくらい通えばいいの?通院ペースの考え方を正直にお話しします

▶ あわせて読みたい:痛くないのに整骨院?「メンテナンス」という通い方|歳を重ねてから困らない体を、今からつくる

まとめ

はじめの問い「整骨院に通うと楽になるのに、なぜ良くならないのでしょうか?」の答えは、こうです。

治療は、たくさん受ければ良くなるものではありません。「楽になる」と「治る」は違い、本当のゴールは治療回数を減らしていくことです。

自分で治る体をつくって、治療より趣味に時間を使える毎日へ。そんな体づくりを、久保整骨院がお手伝いします。お気軽にご相談くださいね。

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この記事を書いた人

院長 久保のアバター 院長 久保 院長 久保修一

久保整骨院 院長。柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の4つの国家資格を持つ治療家です。臨床歴は35年以上、延べ50万人以上の心身と向き合ってきました。1995年に大阪府泉南郡岬町で開院。手技や鍼灸などの東洋医学的アプローチに心理学(NLP)も取り入れ、こころと身体の両面から、お一人おひとりの不調の原因にアプローチしています。

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