ダイエットの階段・坂道ウォーキング、がんばりすぎていませんか?股関節を痛めた60代女性のお話

こんにちは。大阪府泉南郡岬町、和歌山市から車で5分のところにある久保整骨院の院長、久保です。

30年以上にわたり、延べ50万人の患者さんの健康をサポートしてきました。

「痩せるぞ!」と決意して、階段や坂道ウォーキングをがんばっていませんか?

その気持ち、とても素晴らしいです。でも、ちょっと待ってください。

がんばり方を間違えると、関節を痛めて、かえって運動できない体になってしまうことがあるのです。

ジョギングをがんばる女性のイラスト
目次

ダイエットの運動で股関節を痛めた60代女性

当院に来られた60代の女性のお話です。

この方は、ダイエットのために階段の上り下りや坂道ウォーキングを一生懸命がんばっていました。エレベーターを使わず、高い階まで階段で上る毎日です。

ところが12月のある日、股関節が急に痛み出し、年末年始はほとんど歩けなくなってしまいました。病院では「変形性股関節症」との診断。健康のためにがんばった運動が、股関節を痛める引き金になってしまったのです。

なぜ、がんばる運動で関節を痛めるの?

1. ふだん運動していない体に、いきなり強い負荷をかけたから

久しぶりの運動でいきなり階段や坂道をがんばると、関節を支える筋肉が追いつかず、関節そのものに負担が集中します。

2. 体に歪みがあるまま、負荷をかけたから

体に歪みやねじれがあると、負担は弱いところに集中します。この女性も、背骨の曲がりや骨盤の高さの左右差、長年の運動歴による体のねじれがありました。歪んだ体でがんばるほど、弱い関節がダメージを受けてしまうのです。

3. 「量」でがんばってしまったから

運動は、たくさんやれば効くというものではありません。体が受け止められる量を超えた分は、すべて負担になります。

関節にやさしい運動の始め方

  • まずは平地を、ゆったり、短時間から
  • プールで泳ぐ・水中を歩く(浮力のおかげで関節への負担が少ない、おすすめの運動です)
  • 痛みが出たら、その日はやめる勇気を
  • 階段や坂道は、体が慣れてから少しずつ

実際、この女性はプールでゆったり運動した後、血圧が130〜140から108まで下がっていました。激しい運動より、ゆったりした運動のほうが体は喜ぶのです。

背すじを伸ばして歩く人のイラスト

運動と関節の話は、こちらの記事もどうぞ。

冬のテニスで起こる股関節痛を徹底解説!

よくある質問

痛めてしまったら、運動は全部やめるべきですか?

全部やめる必要はありません。階段や長歩きなど負担の大きいものは一度お休みして、プールやゆったりした平地の歩行など、やさしい運動に切りかえましょう。

近くにプールがありません。何をすればいいですか?

平地を、ゆったり、短い時間から歩いてみてください。「もう少し歩けるかな」というところでやめるのが長続きのコツです。

どれくらいで元の運動に戻れますか?

痛みの状態と体の回復によって個人差があります。自己判断で一気に戻すと繰り返しやすいので、体の状態を見ながら一緒に進めていきましょう。

まとめ

ダイエットや健康のための運動は、「がんばる」より「続けられるやさしさ」が大切です。

いきなり階段や坂道をがんばらず、平地やプールからゆったりと。痛みが出たら無理をしない。それが、結果的に一番の近道です。

「運動したいのに関節が痛い」という方は、お気軽に久保整骨院までご相談くださいね。

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この記事を書いた人

院長 久保のアバター 院長 久保 院長 久保修一

久保整骨院 院長。柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の4つの国家資格を持つ治療家です。臨床歴は35年以上、延べ50万人以上の心身と向き合ってきました。1995年に大阪府泉南郡岬町で開院。手技や鍼灸などの東洋医学的アプローチに心理学(NLP)も取り入れ、こころと身体の両面から、お一人おひとりの不調の原因にアプローチしています。

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