膝の関節がコリコリ鳴るのは大丈夫?気にしなくていい理由

膝を曲げると音が鳴って、気になる方へ

関節の音は、痛みがなければ心配しすぎなくていいことが多いです。何を気にすればいいかが分かると、安心して体を動かせます。

こんにちは。大阪府泉南郡岬町、和歌山市から車で5分のところにある久保整骨院の院長、久保です。

30年以上にわたり、延べ50万人の患者さんの健康をサポートしてきました。

この記事の答え
  • 膝の関節がコリコリ鳴っても、痛みがなければ気にしなくて大丈夫です。音が鳴ることで悪くなることはほとんどなく、中学生でも鳴ります。
  • 気にするのは音ではなく、痛みがあるかどうか。音と一緒に痛みがある、鳴ったあと違和感が残る、というときは一度みてもらってください。
  • ただし、首や腰を自分でわざと鳴らすのはやめてください。何年も続けると、関節がゆるみすぎて傷んでいきます。

「立ち上がるとき、ひざがコリコリ鳴るんです」
「音が鳴ると、悪くなっている気がして…」
「これって、大丈夫でしょうか?」

関節の音を気にされる方は、とても多いです。今回は、音は気にしなくていいという話をします。

床に座ってひざを押さえ関節の音を気にしている女性のイラスト

膝の関節がコリコリ鳴るのは、大丈夫なのでしょうか?
今日は、この疑問にお答えしていきます。

目次

膝が鳴っても、痛みがなければ大丈夫

先日来られた女性も、こう話されました。

「左足の、このあたりがコリコリ言うことはあるんですけど、痛みは出ないんです」

私の答えは、こうです。

「音は、本当に気にしなくていいですよ」

音が鳴っても、悪くなるわけではありません

関節が鳴ると、「すり減っているのでは」「変形しているのでは」と心配になりますよね。

でも、音が鳴ることで悪くなる、ということはほとんどありません。

中学生でも鳴ります

私はこれまで、たくさんの方の体を診てきました。

関節が鳴るのは、お年を召した方だけではありません。中学生の子でも鳴ります。座っていて立っただけで、ポキポキ鳴る方もいます。

つまり、音が鳴る=関節が悪い、ではないのです。

普通に歩いていて鳴るわけではない

この女性の場合も、普通に歩いているときに鳴るのではありませんでした。

  • ちょっと向きを変えたとき
  • 座っているところから立ち上がるとき
  • 体をひねったとき

こうした動きの変わり目で鳴るのは、よくあることです。

気にするのは音ではなく、痛みがあるかどうか

音ではなく、痛みがあるかどうかを見てください。

施術者が女性患者の姿勢の歪みを検査しているイラスト
  • 音が鳴るだけで、痛くない → 気にしなくて大丈夫
  • 音と一緒に痛みがある → 一度みてもらったほうがいい
  • 音が鳴ったあと、しばらく違和感が残る → 相談してください
  • 鳴らなくても痛い → これは音とは関係なく、診てもらうべき

この女性は、痛みがまったくありませんでした。だから「大丈夫ですよ」とお伝えしたのです。

気にしすぎると、かえって良くない

もうひとつ、大事なことがあります。

音を気にしすぎると、体に力が入ってしまうのです。

  • 「鳴らさないように」と、動きがぎこちなくなる
  • かばう動きをして、別のところに負担がかかる
  • 不安な気持ちが、体の緊張につながる
  • 緊張した体は、めぐりが悪くなり、回復も遅くなる
施術室で肩の力が抜けた良い姿勢で立つ女性のイラスト

鳴っても大丈夫だと分かれば、安心して動けます。安心して動けることが、体にとってはいちばん良いのです。

自分で鳴らすのは、やめてください

ただし、ひとつだけ注意があります。

自分で首や腰をわざと鳴らすのは、やめてください。

自然に鳴るのと、自分で鳴らすのはまったく別です。自分でボキボキ鳴らすのを何年も続けると、関節がゆるみすぎて、かえって傷んでいきます。

鳴らしたくなるのは、体が歪んでいるサインでもあります。体を整えれば、鳴らしたい気持ちも自然と減っていきます。

▼ 患者さんの声
当院に通われた患者さんの、実際の感想です。
下の文字をタップ(パソコンの方はクリック)すると、その方の「患者さんの声」のページを読むことができます。

▶ 不思議に思うくらい痛みが引き足の歪みも治った!
▶ 身体の歪みからくる痛みが良くなり、続けて施術していただく事で身体の使い方が分かりました。

関節の音が鳴りやすい場面

関節の音は、決まった場面で鳴りやすいものです。

  • 朝起きて、はじめて立ち上がるとき
  • 長く座っていたあと、立ち上がるとき
  • 向きを変えるとき、体をひねるとき
  • しゃがんだり、立ったりするとき
  • 手足を大きく伸ばしたとき
床に座ってひざを押さえ関節の音を気にしている女性のイラスト

どれも、関節が長く動いていなかったあとや、動きの向きが変わるときです。関節の中の状態が急に変わるので、音が出やすくなります。

逆に言えば、歩いている最中にずっと鳴り続ける、というほうが珍しいのです。

体を整えると、鳴りにくくなる方もいます

音そのものは気にしなくていいのですが、体を整えると鳴りにくくなる方もいます。

  • 関節の位置が本来の場所に戻る
  • まわりの筋肉の硬さが、左右でそろう
  • 動きがなめらかになる
  • 結果として、音が出にくくなる
施術者が女性患者の姿勢の歪みを検査しているイラスト

ただし、「鳴らなくすること」を目標にする必要はありません。目標は、痛みなく動けることです。

この女性にも、「痛みがなければ大丈夫ですよ」とお伝えしました。音を気にして動きが小さくなるより、安心してしっかり動くほうが、体にとってはずっと良いのです。

「音」より大事な、体からのサイン

音を気にするより、こちらに目を向けてください。こうしたサインのほうが、体の状態をよく表しています。

  • 朝、起きたときに体が重くないか
  • 歩いていて、途中でつらくならないか
  • 階段の上り下りが、しんどくないか
  • 正座やしゃがむ動きが、できるか
  • 左右で、動かしやすさに差がないか
両手を広げて晴れやかな笑顔の女性のイラスト

この女性も、音は鳴るけれど痛みはなく、体は良い方向に向かっていました。筋肉はやわらかくなり、歩きやすくなっていた。音が鳴っていても、体はちゃんと良くなっていくのです。

よくある質問

関節が鳴るのは、何の音ですか?

いくつか説がありますが、関節の中の空気の泡がはじける音だと言われています。骨がこすれている音ではないので、鳴ること自体で関節が減るわけではありません。

毎日鳴るのですが、大丈夫ですか?

痛みがなければ、心配いりません。毎日鳴る方はたくさんいらっしゃいます。ただ、鳴り方が急に変わった、痛みが出てきた、という場合は一度みせてください。

音を鳴らなくする方法はありますか?

体の歪みを整えると、鳴りにくくなる方はいます。ただ「鳴らないようにする」ことを目標にする必要はありません。痛みがなければ、そのままで大丈夫です。

首を自分で鳴らす癖があります。

できればやめてください。自分で鳴らすのは、関節をゆるめすぎて傷める原因になります。鳴らしたくなるのは歪みのサインなので、体を整えるほうが根本的な解決になります。

まとめ

はじめの問い「膝の関節がコリコリ鳴るのは、大丈夫なのでしょうか?」の答えは、こうです。

関節がコリコリ鳴っても、それだけで悪くなることはほとんどありません。中学生でも鳴ります。気にすべきは音ではなく、痛みがあるかどうか。気にしすぎると体に力が入って、かえって良くありません。

「音が気になる」という方は、お気軽に久保整骨院までご相談くださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

ご不明な点はお気軽にお問い合わせください

完全予約制です。当日予約もお電話で受け付けております。

この記事を書いた人

院長 久保のアバター 院長 久保 院長 久保修一

久保整骨院 院長。柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の4つの国家資格を持つ治療家です。臨床歴は35年以上、延べ50万人以上の心身と向き合ってきました。1995年に大阪府泉南郡岬町で開院。手技や鍼灸などの東洋医学的アプローチに心理学(NLP)も取り入れ、こころと身体の両面から、お一人おひとりの不調の原因にアプローチしています。

コメント

コメントする

目次