半月板損傷とは?膝のクッションの役割と病院・整骨院の使い分け

「半月板」と言われて、不安になっている方へ

半月板は、膝のクッションの役わりをしています。しくみと、病院・整骨院それぞれの役わりが分かると、安心して治療を選べるようになります。

こんにちは。大阪府泉南郡岬町、和歌山市から車で5分のところにある久保整骨院の院長、久保です。

30年以上にわたり、延べ50万人の患者さんの健康をサポートしてきました。

この記事の答え
  • 半月板は、膝の骨と骨の間にある三日月形の軟骨で、衝撃をやわらげるクッションの役目をしています。
  • いちばん苦手なのは「体重をかけたまま、ねじる」動きです。膝を伸ばすと痛い、中で引っかかる感じがする、などがサインです。
  • 半月板はレントゲンに写りにくいので、膝を痛めたら、まず病院で検査を受けてください。当院では、そのうえで膝に負担をかけている原因を整えます。

「半月板(はんげつばん)」という言葉、聞いたことはありますか?

スポーツで膝を痛めたときに、よく出てくる名前です。でも「それって何?」「どうなると痛いの?」と聞かれると、答えられる方は少ないかもしれません。

今回は、当院で膝を痛めた患者さんにお話ししている内容を、小学生にも分かる言葉でお伝えします。

膝の関節とクッションの軟骨(半月板)のイメージイラスト

半月板とは何で、痛めたらどこに相談すればいいのでしょうか?
今日は、この疑問にお答えしていきます。

目次

半月板は、膝の「クッション」です

膝の関節は、太ももの骨と、すねの骨が向かい合ってできています。その間にはさまっているのが、三日月のような形をした2枚の軟骨——それが半月板です。

役目は、クッション。歩く、走る、ジャンプする——そのたびに膝にかかる衝撃をやわらげ、骨と骨が直接ぶつからないように守ってくれています。

軟骨なので、とても柔らかく、体重が乗るとふわっと形を変えます。この柔らかさが、クッションとしての強みなのです。

半月板を痛めやすい動き

半月板がいちばん苦手なのは、「体重をかけたまま、ねじる」動きです。

テニスコートで膝を押さえてしゃがみ込む女性のイラスト

テニスで急に方向を変えたとき、階段で足をついたままひねったとき——そうした瞬間に、クッションがぎゅっとつぶれたり、引きちぎられるような力がかかったりします。当院に来られた60代の女性も、テニス中にロブを追いかけて足をついた瞬間、膝が「ぐじゅっ」と鳴ったそうです。

さらに、太ももの筋肉が固まって関節が縮んだ状態だと、クッションの逃げ場がなくなり、ますます傷みやすくなります。

半月板を痛めたときのサイン

  • 膝を伸ばすと痛い(曲げるのは比較的できる)
  • 膝の内側、または外側の「奥」が痛む
  • 膝に体重をかけると痛い
  • 中で何かが引っかかる感じがする
  • 腫れて、水がたまることがある

半月板はレントゲンに写りにくい

半月板は軟骨なので、骨を写すレントゲンにははっきり写りません。「レントゲンでは異常なし」と言われても、半月板が傷んでいることはあるのです。詳しく調べるには、MRIという検査が使われます。

また、軟骨は血の流れが少ない場所なので、一度大きく切れてしまうと、自然にくっつくのは難しいと言われています。切れた部分が関節の中で引っかかるようなら、病院で処置が必要になることもあります。

病院と整骨院、それぞれの役割

だからこそ、膝を痛めたときは、まず病院で検査を受けることが大切です。半月板が大きく切れていないか、ほかに問題はないかを確かめてください。

施術者が女性患者の膝をやさしく確認しているイラスト

そのうえで、当院がお手伝いできるのは——半月板に負担をかけている「原因」を整えることです。固まった筋肉を緩め、足首や体の歪みを戻し、膝の噛み合わせを良くして、クッションが回復しやすい環境をつくります。

切れていない、軽く傷んでいるだけの半月板なら、負担を減らして回復を待つことで、良くなっていく可能性は十分にあります。

両手を広げて晴れやかな笑顔の女性のイラスト

▼ 患者さんの声
当院に通われた患者さんの、実際の感想です。
下の文字をタップ(パソコンの方はクリック)すると、その方の「患者さんの声」のページを読むことができます。

▶ 膝の痛みも取れ、全身も整えてもらい気分も良くなりました!
▶ 整形外科で治りにくかった歩行困難が良くなった!

ちなみに、当院に来られた60代の女性も「半月板って聞いたことはあるけれど、何かは知らなかった」とおっしゃっていました。自分の体の中で何が起きているかを知ると、過ごし方も自然と変わります。知ることは、回復の第一歩です。

よくある質問

半月板を痛めたら、必ず手術ですか?

いいえ。大きく切れて関節の中で引っかかる場合は病院での処置が検討されますが、軽い傷みであれば、負担を減らして回復を待つ保存的な方法がとられることも多いです。まずは病院で状態を確かめてください。

痛めたあと、テニスや運動はいつ再開できますか?

傷みの程度によります。痛みなく歩ける、伸ばせる、体重をかけても大丈夫——そこまで回復してから、段階的に。焦って戻ると、また同じところを痛めやすいので注意してください。

半月板を守るために、普段からできることは?

太ももの筋肉を固めないこと、体の歪みをためないこと、体重をかけたままねじる動きを避けることです。定期的に体を整えておくと、クッションにやさしい膝が保てますよ。

まとめ

はじめの問い「半月板とは何で、痛めたらどこに相談すればいいのでしょうか?」の答えは、こうです。

半月板は、膝を守る大切なクッション。苦手なのは「体重をかけたままねじる」動きで、固まった筋肉や歪んだ体は、その負担をさらに大きくします。

膝を痛めたら、まず病院で検査を。そして、膝に負担をかけている原因を整えることは、当院にお任せください。膝の痛みでお困りの方は、お気軽にご相談くださいね。

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この記事を書いた人

院長 久保のアバター 院長 久保 院長 久保修一

久保整骨院 院長。柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の4つの国家資格を持つ治療家です。臨床歴は35年以上、延べ50万人以上の心身と向き合ってきました。1995年に大阪府泉南郡岬町で開院。手技や鍼灸などの東洋医学的アプローチに心理学(NLP)も取り入れ、こころと身体の両面から、お一人おひとりの不調の原因にアプローチしています。

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