膝をひねった60代女性の2回目|膝より先に「エネルギー」を上げたら、正座ができるようになった【改善記録・続報】

こんにちは。大阪府泉南郡岬町、和歌山市から車で5分のところにある久保整骨院の院長、久保です。

30年以上にわたり、延べ50万人の患者さんの健康をサポートしてきました。

テニスの試合中に右膝をひねり、まっすぐ立てなくなってしまった60代の女性。初回の施術で「まっすぐ立てる」ようになったお話を、先日ご紹介しました。

▶ 前回の記事: テニスで膝をひねった60代女性が、初回で「まっすぐ立てる」ようになるまで【改善記録】

今回はその続きです。数日後、2回目に来られたときの体の変化と、そこで見つかった「膝よりも大事な問題」についてお伝えします。

両足でしっかり床を踏みしめて笑顔で立つ女性のイラスト

こんなことはありませんか?

  • ケガをしてから、なんとなく気分が沈んでいる
  • 家にいると、やる気が出ない
  • ケガの治りが遅い気がする
  • 膝が悪くなってから、正座ができない
  • 試合や大会に間に合うか、不安

ひとつでも当てはまった方は、ぜひこのまま読み進めてください。

目次

テーピングは3日で外していた

2回目に来られて、まずお聞きしたのがテーピングのこと。前回巻いた膝のテープは、3日ほどで外したそうです。出かけるときにスカートから見えるから、とのことでした。

それは仕方のないことです。ただ、私が気になったのは、テープよりもっと大事なこと。体のエネルギーが、大きく落ちていたのです。

膝よりも「エネルギー」が問題だった

検査をすると、膝の痛みは触ったときで10のうち9くらい。足そのものは「だいぶ良い状態」で、治りかけていました。

施術者が女性患者の肩の高さを検査しているイラスト

ところが、体のエネルギーは1割ほど。心の状態も落ちていて、体を支える力は小学2〜3年生くらい。押すとグラグラして、重心も片側にずれていました。

お話を聞くと、ここ数日、ストレスの多い出来事があったそうです。「家にいると気力が落ちる」とも話してくださいました。

エネルギーが落ちると、体は治りにくくなります。逆に、エネルギーが上がると、体はすごく治りやすくなる。だからこの日は、膝の前に、まずエネルギーを上げることにしました。

気を上げると、その場で体が変わった

たまった疲れを抜き、エネルギーを入れる。すると——

施術者が女性患者の頭の上に両手をかざしてエネルギーを整えているイラスト
  • エネルギーが1割から7〜8割へ
  • グラグラだった体幹が、しっかり踏ん張れるように
  • 手にも足にも、力が入る
  • 重心が真ん中に戻り、体が安定

「ほら、さっきと全然違うでしょ」とお伝えすると、ご本人も驚いておられました。エネルギーが上がると、回復も早くなります。

足・手・お腹・首を整える

体のエネルギーが戻ったところで、体を整えていきます。

膝から下が「伸びる」

足を整えると、「膝から下が伸びている感じ」とご本人。歪んでいたところが戻り、気持ちよさそうでした。

手のひらの張りが、肩を重くしていた

ラケットを握り続ける手のひらは、縮んで張っていました。ここを伸ばすと、「肩がすごく楽になった」と。手と肩は、つながっているのです。

お腹と、首と頭

お腹の動きが悪かったので整え、下を向くと痛かった首と頭も、やさしく調整しました。呼吸が深くなると、気分まで変わってきます。

施術者が女性患者の膝をやさしく確認しているイラスト

できなかった正座が、できるように

この女性は、以前に左膝を悪くしてから、正座ができなくなっていました。人間の体は、本来みんな正座ができるようにできています。できないままだと、膝に負担がかかり続け、違うところでケガをしやすくなります。

ねじらないように、いける範囲でゆっくり。何回か繰り返すうちに——「ちゃんと曲がるようになった」。ご本人も、ご自身の膝を見て驚いておられました。

施術のあと——「来たときと全然違う」

最後に立ってもらうと、立ち方が変わり、筋が伸び、力が勝手に入っている状態でした。体を支える力は「中学生以上」。背骨が安定し、体が軽い。あお向けに寝ても、きれいにまっすぐです。

両手を広げて晴れやかな笑顔の女性のイラスト

「来たときより全然変わりました」「さっきまで、目の前が暗かった」——そう話す顔は、明るくなっていました。

試合に向けて、これから

膝の半月板のところは、まだ治りきっていません。日常の足踏みや歩くのは痛くありませんが、ひねると痛みます。だから、練習はまだ「打つだけ」から。

  • 急に走らない・飛ばない・ねじらない・キュッと止まらない
  • 8月に入ったら、まっすぐ前に打つだけの練習から
  • 1週間以内にもう一度見て、治り具合で練習の内容を決める
  • テーピングは貼り方を変えて貼り直し

試合には、間に合いそうです。あせらず、順番に進めていきましょう。

体が軽く姿勢と膝の痛みも良くなり、気持ちもほがらかになります!
膝の痛みがほとんど無くなり、普段も体が軽く運動しても疲れ無くなった!

よくある質問

膝のケガなのに、なぜエネルギーを先に上げるのですか?

エネルギーが落ちた体は、治る力そのものが弱っています。膝だけ整えても、治りが遅くなってしまいます。先にエネルギーを上げると、体全体が回復モードに入り、膝の治りも早くなります。

テーピングを外してしまいました。大丈夫ですか?

大丈夫です。見えて困る場面があれば、外していただいて構いません。次回、貼り方を変えて貼り直します。それよりも、体のエネルギーを保つことのほうが大切です。

正座は、無理にしないほうがいいのでは?

無理は禁物ですが、「できないまま」にしておくのも良くありません。ねじらずに、いける範囲でゆっくり、を何回か繰り返すと、少しずつ曲がるようになります。当院で一緒に進めましょう。

試合に間に合いますか?

この女性は間に合いそうです。ただし、走る・飛ぶ・ねじる動きは、治り具合を見ながら段階的に。1週間以内にもう一度確認して、練習の進め方を決めていきます。

まとめ

膝のケガで来られた女性の2回目。見つかったのは、膝よりも「エネルギーが落ちていること」でした。気を上げると、体幹が小学2〜3年生から中学生以上に。できなかった正座もでき、目の前が明るくなりました。

ケガの治りが遅い、気分が沈む、という方は、一度、久保整骨院にご相談くださいね。

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この記事を書いた人

院長 久保のアバター 院長 久保 院長 久保修一

久保整骨院 院長。柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の4つの国家資格を持つ治療家です。臨床歴は35年以上、延べ50万人以上の心身と向き合ってきました。1995年に大阪府泉南郡岬町で開院。手技や鍼灸などの東洋医学的アプローチに心理学(NLP)も取り入れ、こころと身体の両面から、お一人おひとりの不調の原因にアプローチしています。

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